先日、テキサス州のスーパーで発生したとんでもない“バカッター”事件。1人の女がアイスクリームの並んだ冷凍棚からアイスのカップを1つ取り出し、フタを開けて表面をペロリとひと舐めしてから棚に戻すという食品テロ動画がネットにアップされ、模倣犯(すぐ逮捕された)も出る騒ぎとなりました。
What kinda psychopathic behavior is this?! pic.twitter.com/T8AIdGpmuS—Optimus Primal (@BlindDensetsu) 2019年6月29日
https://twitter.com/BlindDensetsu/status/1144954255318671366
この事件を受けて、テキサスの警察はスーパーのアイス棚の前に警官を配備して厳戒態勢を敷いているようです。たかがアイスに何を大げさなって? いやいや、テキサスのスーパーではバケツサイズで売られている、みんな大好きな地元ブランドのアイスクリームですからね。ちゃんと守ってやらないといけませんよ。たかがアイス。されどアイス。
https://www.facebook.com/bellairepoa/posts/2121924331263762
「俺たちのアイスは誰にも舐めさせないゾ!」とアイス棚の前でコワモテの警官が睨みを利かせます。
……というのはウソで、スーパーに立ち寄った警官がアイス棚の前でポーズを取ってみせただけのジョークでした。コメント欄では「あんたらがアイスを守ってたら、誰がドーナツを守るんだよ?」「そっちは今日は消防が守ってくれてるのサ」(店の前に駐車した消防車両の写真付きで)などと、市民からの質問にも気さくに応じる警官たちなのでした。
ところで、肝心の犯人探しの方はというと、身元が明らかになった容疑者が未成年の少女だったため、今後は少年司法制度の裁量に委ねられることになりそうです。これがもし成人だったら、最高1万ドルの罰金と20年の禁錮という非常に重い刑もあり得るところでした。食品テロは冗談では済まないことを忘れてはいけません。
画像とソース引用:『Twitter』『Facebook』より
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