リー・ワネルが監督を務めるハイディメンションSF復讐譚『アップグレード』(原題:UPGRADE)の日本公開が10月に決定。
舞台は近未来。愛する妻と平穏な日々を送っていた男グレイは、突然現れた謎の組織によって、妻は殺され自身は全身麻痺となってしまう。巨大企業の科学者によって実験的にAIチップ“STEM”が埋め込まれたグレイ。AI(人工知能)の力で全身麻痺を克服し、人間を超越した身体能力を手に入れたグレイは、脳内で会話する相棒“STEM”とともに、妻を殺害した謎の組織に復讐を誓う――。
盟友ジェームズ・ワンとともに『ソウ』を生み出したリー・ワネルは、脚本家兼俳優として活躍。自身もおとぼけ霊媒コンビのスペックス役で登場する『インシディアス 序章』で監督デビューを飾る多才ぶりだが、監督・脚本の両方を手掛ける本作でも高い評価を獲得した。2018年のサウス・バイ・サウスウエストのミッドナイターズ部門、そして第51回シッチェス・カタロニア国際映画祭オフィシャル・ファンタスティック・コンペティション部門で観客賞を受賞している。
製作を務めるのは『ハロウィン』(2018)、『パージ』シリーズほか、ホラーファンにはおなじみの名プロデューサー ジェイソン・ブラム。主演は『プロメテウス』『インビテーション』のローガン・マーシャル=グリーンが務める。
本作では、主人公の頭から上は常人と変わらないにも関わらず、AI“STEM”に身をゆだねることで機械的かつ斬新なアクションが繰り広げられる前人未到のSF作になっているとか。ホラークリエイターがタッグを組んだSFアクション、一体どんな仕上がりになっているのか期待したいところだ。
『アップグレード』
10月11日(金)より渋谷シネクイント、新宿シネマカリテほか全国公開
公式サイト:UPGRADE-MOVIE.JP
配給:パルコ
(C) 2018 UNIVERSAL STUDIOS
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