心臓に悪い……
村上龍の同名小説を、米インディーズ界の新鋭ニコラス・ペッシェ監督が映画化した『ピアッシング』より、衝撃的な映像が解禁となりました。
本作は、殺人衝動を持つ男と自殺願望を持つ女の出会いを描いたサイコスリラー。幼い娘をアイスピックで刺したいという衝動を抑えるために、SM嬢の殺害を計画した主人公・リード。しかし、呼び出した女はいきなり自分自身を傷つけはじめる――。
このたび解禁となったのは、映画本編の冒頭映像です。
夜のビル群の一室。今にも泣き出しそうな赤ちゃんのふっくらとした頬に近付くのは……鋭利なアイスピック。それを手にしているのは、事もあろうに赤ちゃんの父親であるリードです。
苦悶の表情を浮かべながら、すんでのところで思いとどまったリード。夫が起きていることに気付いた妻が「寝ましょう」と声を掛けますが、「まだ仕事がある」と突っぱねるリードの手には、アイスピックが不気味にギラついているのでした――。
「オープニングからラストまで緊迫感が持続する」という本作。映画本編の尺は81分とやや短めですが、なかなか心臓に悪い81分になっていそうです。観終えたあとはヘトヘトかもね。
『ピアッシング』
6月28日(金)より新宿シネマカリテほか全国ロードショー
配給: パルコ
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