6月28日(金)に日本で世界最速公開となるスパイダーマン最新作『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』。『アベンジャーズ/エンドゲーム』の戦い後の世界が描かれ、MCUフェイズ3完結作であることも明らかとなった本作。先日ガジェット通信では、映画のPRの為に来日したスパイダーマンさんのアクション動画をご紹介しました。
今回は、前作である『スパイダーマン:ホームカミング』でトム・ホランドのスタントを行なっていたクリス・シルコックスさんにお話を伺いました。聞き手は、アクション体験に引き続き、マーベル作品大好きなアイドル・十束おとはさん(フィロソフィーのダンス)です!
おとは:私はマーベル作品が大好きなのですが、『スパイダーマン:ホームカミング』を観てからスパイダーマンが好きになりました。その映画のスタントを務められていたクリスさんにお会い出来て嬉しいです!
クリス:ありがとう! 僕も大好きな映画だよ。トム・ホランドの演技が素晴らしいよね。
おとは:先ほど素晴らしいアクションを見せていただきましたが、普段はどの様なトレーニングをしていますか?
クリス:7歳から体操をはじめて、ずっとダンスをしていました。「シルク・ド・ソレイユ」の公演に出演したりすることもあり、しなやかな筋肉を作ることを意識しているよ。
おとは:私はマーベルヒーローに憧れてジムに通い始めたのですが、まだまだ理想に近づけますか? 遅くないですか?
クリス:全然遅くないよ! 僕は体作りには踊りが一番大切だと思っていて、おとはさんは普段ダンスをしているということなので、これからもっともっと素晴らしくなれると思うよ。
おとは:本当ですか?!頑張ります! クリスさんは『グレイテスト・ショーマン』や『アバター2』など様々な作品に参加されていますが、スパイダーマンを演じる上で大切にしていることは何ですか?
クリス:スパイダーマンはすごくファンが多いので、彼らの期待に応えられるように、ポーズや仕草をちゃんとスパイダーマンらしく出来る様に心がけています。スーツを着た時は視界が狭いので、人や物をちゃんと見ることが大切なんだ。結構難しいんだけどね。
おとは:なるほど!スパイディ・センスでしっかりと見ているわけですね!
クリス:そうそう、その通りだよ!
おとは:どの様に「スパイダーマンらしさ」を磨いたのですか?
クリス:コミックスを読んだり、前作を見て研究したり、トム・ホランドが好きなポーズがあって、それは特にカッコよく綺麗に見える様にたくさん練習したよ。
おとは:とてもイマジネーションが大切なお仕事ですよね。この道を志したきっかけはどんな事だったのですか?
クリス:僕の場合は運がとても良かったのもあるんだ。ロスとラスベガスで「シルク・ド・ソレイユ」に出演していたのだけど、それを見ていたスタンドコーディネーターが色々な作品に紹介してくれたり、僕はダンスが得意だからしなやかさが必要な現場に呼ばれる様になったんだ。派手なアクションが得意な人、カーアクションが得意な人、それぞれ皆が得意分野を持っている実力主義なんだ。
おとは:それぞれの得意分野を活かすこと、そして努力が大切な世界なのですね。クリスさんの憧れの人、こういう人になりたいという理想はありますか?
クリス:ジャッキー・チェンが一番憧れの人なんだ! たくさん好きな人はいるんだけど彼がナンバーワンだね。あとはヒュー・ジャックマンは踊りも歌も上手で憧れる。あとは、やっぱりトム・ホランド! 彼は演技もアクションもとても上手だし、実はダンスも得意なんだ! こういうこというと怒られそうだけど(笑)。
おとは:すごい! トム・ホランドさんもダンスがお得意なのですね。私も「遅くない」と言っていただけたので、これからもトレーニング続けます!今日はどうもありがとうございました。
『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』6月28日公開!
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【ストーリー】 ピーター(トム・ホランド)は夏休みに、学校の友人たちとヨーロッパ旅行に出かける。しかしそこに待っていたのは、元S.H.I.E.L.D.長官であるニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)だった。迫りくる新たな脅威を察したニックは、スパイダーマンの力を必要としていたのだ。目の前に立ちはだかる脅威にピーターは怖気づくが、ニックはその使命をスパイダーマンに託す。ヴェネチア、ベルリン、ロンドンといったヨーロッパ都市をはじめ、各国を危機に陥れるのは、”火”や”水”など自然の力を操るクリーチャーたち。世界に脅威が迫る中、ニックはミステリオ(ジェイク・ギレンホール)をピーターに引き合わせる。異次元から来たという彼もまた、ピーターと共に敵に立ち向かっていく。そしてこの戦いに、ソーやキャプテン・マーベルの力は借りられない。ピーター=スパイダーマンはこの危機にどう立ち向かうのか――今、世界は彼に託される・・!
十束おとは(フィロソフィーのダンス)
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フィロソフィーのダンス
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撮影:周二郎
―― やわらかニュースサイト 『ガジェット通信(GetNews)』