Amebaブログの総合デイリーランキングで1位を獲得し話題を集めた『kaori(ttkk) の嫌がらせのためだけのお弁当ブログ』を書籍化した『今日も嫌がらせ弁当』ttkk(Kaori)(三才ブックス刊)が累計20万部を突破し、ついに映画化。
本作は普通の主婦が綴ったブログから生まれた実話に基づく物語となっており、劇中で描かれる“親子愛”あふれるストーリーは観る者の涙を誘います……! 学生時代に親にお弁当を作ってもらったことのある人なら必ず共感できる、そんなありふれていて、でも、だからこそとても大事で大切な思い出を思い起こさせてくれるような、心温まる本作にちなみ、今回は実話に基づくストーリーの映画をピックアップしてみました。
『フラガール』(2006)
<あらすじ>
昭和40年代・福島。時代の波で炭鉱がどんどん閉山し規模縮小が行われ危機的状況に陥ってしまう。そこで人々は北国の寒村を“常夏の楽園”へ変えることを決意。村の少女たちは腰蓑をつけ肌もあらわにハワイアンムードでフラダンスを始める。彼女たちはここを抜け出す最初で最後のチャンスだと奮起し、男たちはヤシの木を植え“ハワイセンター”を立ち上げる。
<見どころポイント:町おこしから始まったサクセスストーリー!>
本作は、福島県いわき市の常磐炭鉱で働く人々が閉山による危機を食い止めるために立ち上げた“常磐ハワイアンセンター”(現:スパリゾートハワイアンズ)の誕生から成功を描いているサクセスストーリーです。必死に町を盛り上げようと努力する様に胸を打たれ涙が止まりません。公開前はそれほど注目を浴びていなかった作品が、口コミからどんどん広がっていき、最終的には興行収入15億円を記録する大ヒットとなりました。さらに、第80回キネマ旬報ベストテン日本映画第1位、第30回日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞しています。
『映画 ビリギャル』(2015)
<あらすじ>
主人公のさやかは高校2年生。中学入学以来、全く勉強をしていなかったため成績は学年ビリ。このままではまずいと思ったさやかはある学習塾に通い始める。金髪、ヘソ出し、超ミニスカのギャルメイク。塾講師が驚くほどの学力の低さだったが、二人三脚で小4レベルのドリルから徐々に受験勉強へと本格的に入っていく。第一志望は慶応大学という無理難題を、果たして二人は突破できるのだろうか。
<見どころポイント:この奇跡は、あなたにも起こる>
本作は、まさに嘘のようなホントの話といった驚きのストーリー。投稿サイト『STORYS.JP』で話題となった実話を改めて全面書き下ろし、2013年に発売された完全版『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』が原作。軽妙で笑いを誘うタッチが大好評で、ベストセラーとなりました。ビリギャル・さやかの奮闘に、崩壊しかけていた家族の絆や、仲間との友情を感じ、大切な人と一緒に観て泣きたい映画となっています。
『今日も嫌がらせ弁当』(6月28日(金)全国公開)
そして最後は、公開間近の大本命をご紹介!
―あなたが娘で良かった―
不器用な母娘の実話に基づく感動の物語
<あらすじ>
シングルマザー・かおりは自然と人情豊かな八丈島で次女・双葉と暮らしていた。可愛い娘が反抗期に突入し、話しかけても返事をしてくれないようになってしまう。そこでかおりは、娘への対抗として“嫌がらせ弁当”を作ることに。毎日渡されるド派手なキャラ弁に“うざい!”と言いつつも毎日残さず食べる娘と、毎日欠かさず弁当を作る母。徐々にそれは、母から娘に向けられた大切なメッセージとなっていく。不器用な愛とそれを受け取る娘の絆に、誰もが胸を熱くする。
<見所ポイント:キャラ弁もストーリーもノンフィクション超え!>
本家ブログ『kaori(ttkk)の嫌がらせのためだけのお弁当ブログ』では、毎日kaori(ttkk)さんが一生懸命作った嫌がらせの弁当が紹介されています。どれもクオリティが高く、プロの料理人が作ったかのよう。毎日毎日アップされる弁当と、時折触れられる娘の成長に、読者はどんどん心惹かれていき、大人気ブログに。映画では娘の悩みに寄り添いつつも背中を強く押す母親と、それをしっかり受け止める娘の絆が心に強く響いてきます。
そして、映画ではフィクションも多少追加されているものの、お弁当はほぼノンフィクション! バリエーション豊かなキャラ弁の数々をお楽しみください!
以上、3作品をご紹介しました。実話に基づく物語だからこそ味わえる感動を、ぜひ味わってみてはいかがでしょうか。
『今日も嫌がらせ弁当』2019年6月28日(金)全国ロードショー
伝えたい、あなたが笑顔でいてくれるだけで、私は幸せだと。
お弁当にこめられた親子の本音のメッセージに、日本中が涙する。出演:篠原涼子 芳根京子 松井玲奈 佐藤寛太/佐藤隆太 原作:「今日も嫌がらせ弁当」ttkk(Kaori)(三才ブックス刊) 監督・脚本:塚本連平
主題歌:フレンズ「楽しもう」(ソニー・ミュージックレーベルズ) 製作:2019「今日も嫌がらせ弁当」製作委員会 制作プロダクション:日活 ジャンゴフィルム
配給:ショウゲート
公式 HP:iyaben-movie.com(C)2019「今日も嫌がらせ弁当」製作委員会
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