5月13日、作家の津原泰水さん(@tsuharayasumi)が『Twitter』にて、他のユーザーの
津原何とかって作家と百田尚樹の日本国紀騒動はもしやプロレスだったのでないかと疑っている #虎8
というツイートを引用し
冗談じゃない。俺、幻冬舎から文庫出せなくなったんだぞ。 https://t.co/ERAQnXPC5H
—津原泰水 (@tsuharayasumi) 2019年5月13日
冗談じゃない。俺、幻冬舎から文庫出せなくなったんだぞ。
とツイート。
幻冬舎から2016年に発売された著書『ヒッキーヒッキーシェイク』が、同社のベストセラーである百田尚樹さんの『日本国紀』を批判したことにより、文庫を出す準備を進めていたにも関わらず中止となり、ハヤカワ書房から発売されることになったという経緯を説明した。
芥川賞受賞作家の花村萬月さんなども”参戦”し幻冬舎や同社の見城徹社長に批判が集まる中、見城社長は文庫化について「こちらからは文庫化停止は一度も申し上げておりません」等ツイートし津原さんの主張を否定。その後、
津原泰水さんの幻冬舎での1冊目。僕は出版を躊躇いましたが担当者の熱い想いに負けてOKを出しました。初版5000部、実売1000部も行きませんでした。2冊目が今回の本で僕や営業局の反対を押し切ってまたもや担当者が頑張りました。実売1800でしたが、担当者の心意気に賭けて文庫化も決断しました。
とツイートを行う。相手の、本来であれば非公表である実売部数を公表するというやり方に、多くの作家や編集者から批判殺到。かなりの炎上状態となったようである。
参考:
幻冬舎社長の見城徹が、日本国紀のパクリを批判した作者の実売部数を公表し作家などから顰蹙を買う
https://togetter.com/li/1355976[リンク]
見城社長は、
編集担当者がどれだけの情熱で会社を説得し、出版に漕ぎ着けているかということをわかっていただきたく実売部数をツイートしましたが、本来書くべきことではなかったと反省しています。
そのツイートは削除いたしました。申し訳ありませんでした。—見城 徹 (@kenjo_toru1229) 2019年5月17日
編集担当者がどれだけの情熱で会社を説得し、出版に漕ぎ着けているかということをわかっていただきたく実売部数をツイートしましたが、本来書くべきことではなかったと反省しています。
そのツイートは削除いたしました。申し訳ありませんでした。
とツイートし先のツイートは削除した。
一方で、津原さんは上記ツイートを引用し
確認ですが、誰に対して謝っておられるんですか? https://t.co/qAzA6ymZj7
—津原泰水 (@tsuharayasumi) 2019年5月17日
確認ですが、誰に対して謝っておられるんですか?
とツイートしている。
※画像は『Twitter』より
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