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「全然予想できなかった」「こんなの思いつけない」 マンガ『フォロワー数を気にする絵描きあるある』が急展開すぎる



『Twitter』をはじめとするSNSで漫画やイラストを発表していて、どうしても他のアカウントとRTや「いいね」の数を比較してしまうという人は多いのではないでしょうか。


『piviv』などで活動しているだじりんさん(@DJRN_tea)がツイートしたマンガ『フォロワー数を気にする絵描きあるある』では、イラストを投稿している友人との差がどんどんついてしまう……というストーリーなのですが、だんだんと雲行きが怪しくなってきます。





お互いに絵を描くのが趣味だったという「私」とBちゃん。中学生になって『Twitter』で相互フォローになり、お互いの描いた絵にはRTと「いいね」するのが暗黙の了解に。しかし、Bちゃんが有名な絵師になってたくさんのファンがつくようになります。



正直くやしく思いながらも、変わらずにRTと「いいね」をする「私」。しかしBちゃんは有名になればなるほど、「私」の絵に触れなくなります。そのよそよそしい態度に寂しく感じるだけでなく、「世界を支配してます」といったツイートに「明らかに調子乗ってるなコイツ」と思うことも。ただ、Bちゃんは生産量もさることながら、悪魔に魂を売ったのではないかと思うほどに画力が上がっているので、フォロワーが増えることも当然……。



ところが! Bちゃんは悪魔「ギギリネヴス」と契約をマジで交わしていたのです! アカウントはギギリネヴスに乗っ取られ、街を破壊するといった犯行声明を出すので、フォロワーが2兆超え。そしてBちゃんは日本を牛耳る神絵師になり、人は全ての尊厳を剥奪されて、下級悪魔が蔓延る魔の国になってしまいます。



「私」はというと……。Bちゃんとギギリネヴスが覚えていたおかげで、人間としての待遇がいい大神殿建設部隊に時給リンゴ2個でいそしむことに。「最初の頃の画力やフォロワー数などを比較し、妬みB様を少なからず憎んでいた自分が恥ずかしくなりました」といいますが、「お前があいつと絵を描くことをしなかったらこんなことにはならかったのかもしれない」となじられることもあり、「画力やフォロワー数に固執するあまり悪魔と契約するのは間違っているのではないか」と疑問に思うこともあるのだとか……。


途中からの急展開に「ファッ!?」となるこのマンガ。「前半は普通だったのに」「こんなの思いつけない」「全然予想できなかった」という反応が多数寄せられ、25000以上のRTと約54000の「いいね」を集めて「とても驚いております。炎上したのかな、と思ったりしました」というだじりんさんに対して、「大丈夫?」「途中からどうした?」と心配する声まで上がっていました。


ストーリーについて、「お風呂に入っていたときにふと急に思いつきました」というだじりんさんですが、「いわゆる“お気持ち表明”マンガの起承転結の“転”で予想外の方向に向かわせて世界観を急に狂わせてみたら面白くなるかもしれない、という考えがどこかにあったのかも」とのこと。「最近の『Twitter』では些細なことで炎上や凍結することなどもあるので、マンガなどで“攻めた”表現が少なくなり、以前より息苦しくなってきたのでは。ある程度の節度は守りつつも、周囲の目などを気にせずのびのび表現できるようにありたいと思っています」と話してくれました。


ユーザーの反応を気にしがちな「あるある」からの飛躍が激しすぎるストーリー。中には真剣に読み取ろうとしている反応もありましたが、考えすぎたら負けなのかも?


※画像は『Twitter』より

https://twitter.com/DJRN_tea/status/1127989696674451464 [リンク]


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