オスカー女優のジュリア・ロバーツ主演、若手実力派ルーカス・ヘッジズが共演し、第13回ローマ国際映画祭で審査員特別賞を受賞した映画『ベン・イズ・バック』が、5月24日(金)より全国公開されます。
本作は、クリスマス・イヴの朝、薬物依存症の治療施設を抜け出して勝手に帰ってきてしまったベン(ルーカス・ヘッジズ)が、母ホリー(ジュリア・ロバーツ)による監視を条件に24時間だけ家族と一緒に過ごす物語。
監督・製作・脚本を担当したピーター・ヘッジズは、「ある特別な1日のごく普通の家族の視点から問題にアプローチしてみると、ストーリーはより興味深くなった」と、ストーリーに24時間の出来事を詰め込んだ意図を説明。
家族水入らず幸せなクリスマス・イヴを過ごすはずが、そんな願いも虚しく、ドラッグの誘惑や過去のしがらみにより予想を超える事件が次々と巻き起こっていきます。
今回はそんな『ベン・イズ・バック』のように、特別な1日を描いた珠玉の作品をさまざまなジャンルから集めてみました。
『イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所』(2014年)
自分の生死の決断を24時間のうちに迫られるヒューマンドラマ。
17歳のミア(クロエ・グレース・モレッツ)は、家族や親友、恋人にも恵まれ、幸せな日々を過ごしていました。しかしある朝、家族と一緒に乗っていた車が交通事故に遭い、ミアは一瞬で家族を失ってしまいます。
ひとり生き残ったものの、昏睡状態で病院のベッドに横たわる自分自身を見つめるミア。生きることを選ぶか、それともこのまま逝くことを選ぶのか。24時間のうちに究極の選択を迫られます。
過酷な現実に生への気持ちが薄れるなか、幸せだったこれまでの人生が浮かび上がり……。
『リミット・オブ・アサシン』(2018年)
残された時間の中で復讐のために闘志を燃やすノンストップアクション!
家族を失い、任務中に命を落とした暗殺者のトラヴィス(イーサン・ホーク)は、組織の蘇生実験で命を吹き返します。
しかし、自分が組織の捨て駒として利用されただけだったことを悟り、自らの犯した罪と向き合うトラヴィス。組織のさらなる陰謀を食い止めるため復讐を誓うものの、与えられた命には24時間という制限が……。
余命24時間のトラヴィスは、自らのすべてをかけてたった一人、組織への全面戦争を仕掛けます。
『ジョンとメリー』(1969年)
大都会で出会った若い男女のドラマチックな24時間。
ある朝、同じベッドで目を覚ましたジョン(ダスティン・ホフマン)とメリー(ミア・ファロー)。
昨夜のバーで初めて知り合い、お互いにその後の記憶がなかった2人は、相手の名前も知らないまま、一緒にご飯を食べたり、昔の恋人に想いを馳せたりとのんびりとした時間を過ごします。
しかし、やがて別れの時間が。メリーが帰ってしまったあと、彼女を引き止めなかったことをひどく後悔するジョン。ニューヨーク中を探しまわった後、特別な1日の終わりに2人が迎えた恋の行方とは……!?
(C)2018- BBP WEST BIB, LLC
―― 表現する人、つくる人応援メディア 『ガジェット通信(GetNews)』