大都会ニューヨークの地下鉄で見られた光景。座席で居眠りしている人の帽子に小さなLEDの掲示板が付いていて、そこに何やらメッセージが流れているようです。
I really have a love-hate relationship with NY. pic.twitter.com/AsFSJZgoSE—Glen Coco (@DamienPalace) 2019年4月22日
https://twitter.com/DamienPalace/status/1120423533816029191
たまたま乗り合わせただけの見知らぬ人の親切心に期待してこのようなメッセージを表示させているのでしょうか。“儀礼的無関心”とか”不関与の規範”がマナーとされる都会において敢えて逸脱したおせっかいを申し込む居眠り客のメッセージは、投稿主の目には新鮮に映ったようです。ワム! の名曲と掛けたりなんかもしていて、なかなか洒落てるじゃありませんか。
「ニューヨークのこういうとこはホント好き」とアップされたこちらの動画には、
「こうやって見知らぬ人の助けを期待している人がまだいるってことがうれしい」
「最高レベルの地下鉄自治だね」
「起こすんじゃなくて帽子を盗っていくやつがいないことを願う」
「で、起こしてやったの?」
などのコメントともに、28万件もの「いいね!」が集まっています。ここ10年ほどで、地下鉄で居眠りができるほどまで劇的に治安が回復したニューヨーク市からのちょっといい話でした。
画像とソース引用:『Twitter』より
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