今度のナチスは恐竜に乗って攻めてくる。
月の裏側に基地を作っていたナチスが地球へと攻めてくる、2012年公開のトンデモSF『アイアン・スカイ』。その続編となる『アイアン・スカイ/第三帝国の逆襲』が日本公開決定。今度は地底から度肝を抜いてくれるようです。
あらすじをご紹介します。どんな内容でも受け入れる柔軟な頭でお読みください。
前作『アイアン・スカイ』の30年後が舞台。月から侵略してきたナチスに勝利した人類でしたが、核戦争によって地球は荒廃していました。人類はナチスが建設していた月面基地へと移住して生き延びますが、やがて月面基地のエネルギーも限界に……。
このままでは人類は絶滅する――そんなある日、地球から宇宙船が月面基地に飛来します。そこにはロシア人の乗組員のほか、死んだはずの元“月面ナチス”総統ウォルフガング・コーツフライシュが密かに同乗しているのでした。ウォルフガングは何を企んでか、人類絶滅の危機を苦慮していた月面基地の機関士オビに、人類を救う手段を打ち明けます。地球の深部には未開の世界が広がっており、そのエネルギー源を集約する“聖杯”を持ち帰れば人類は救われるというのです。未曾有の危機に瀕している人類を救うため、オビは仲間たちとともに<ロスト・ワールド>に向けて旅立ちます……!!
どんな映画だ。
ティザービジュアルは“月をバックに恐竜に乗ってポーズをキメるヒトラー”。そして併せて解禁となった特報映像ではヒトラーが恐竜に乗って「ジーク・ハイル! マザーファッカー!」と叫んでおられます。
監督は『アイアン・スカイ』を生み出したフィンランドの鬼才ティモ・ヴォレンソラが続投。新鋭女優ララ・ロッシが、主人公である機関士オビを演じます。特報映像で「こんなバカなことってある?」と言っている人ですね。前作で人気を博した、ユリア・ディーツェ演じる元“月面ナチス”青年団伍長レナーテ・リヒターも再登場。元“月面ナチス”総統ウォルフガング・コーツフライシュは前回に続きウド・キアが演じており、今作で初登場する第三帝国の総統アドルフ・ヒトラー役も務めております。
ナチスのトンデモない研究を描いたJ.J.エイブラムス製作のド迫力アクション・ホラー『オーヴァーロード』が公開される今年。どちらがドえらいことになっているか見比べてみるのも楽しいんじゃないでしょうか?
作品概要
『アイアン・スカイ/第三帝国の逆襲』
7月12日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほかにて全国公開
公式サイト:ironsky-gyakushu.jp
監督:ティモ・ヴォレンソラ 脚本:ダラン・マッソン、ティモ・ヴォレンソラ
出演:ララ・ロッシ、ウラジミル・ブラコフ、キット・デイル、トム・グリーン、ユリア・ディーツェ、ウド・キアほか
配給:ツイン 宣伝:スキップ
フィンランド・ドイツ/英語・ドイツ語/原題:Iron Sky : The Coming Race/カラー/デジタル/93分
(C)2019 Iron Sky Universe, 27 Fiims Production, Potemkino. All rights reserved.
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