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『ONE PIECE』100巻は越えるが最終回は近い! 尾田栄一郎「どんな道をたどっても絶対面白くなるラスト」「エースは生き返らない」



1月9日放送の『ホンマでっか!?TV SP』にて、大人気漫画『ONE PIECE』の作者、尾田栄一郎氏の自宅兼アトリエに番組レギュラー陣が訪れた。










『ONE PIECE』のTVアニメがフジテレビで放送されるようになって今年で20周年を迎えることを記念し、実現した本企画。尾田栄一郎の自宅兼アトリエがTVで公開されるのは今回が初めて。多彩な仕掛けのある大豪邸に番組レギュラー陣も驚くばかりだった。


そして、原作のファンでもある番組MCの明石家さんまが、尾田氏に『ONE PIECE』の最終回について直接質問をぶつけた。


まず、単行本が第100巻で完結するというウワサについて尋ねると「言ってないです(笑)」と否定。尾田氏が発言していないウワサがたくさん世の中に出回っているという。


しかし、「ワノ国で終わらせるんだと思っていた」という明石家さんまの意見に「でも、終わりは近いと思います」と作品の完結が近いことを匂わす尾田氏。


さらに、最終回に手にする秘宝“ワンピース”は「家族の絆」だと思っているという明石家さんまの予想を、「違います。そういうの、僕嫌いなんです(笑)」と、あっさりと否定した。


その理由が、子供の頃に見た『オズの魔法使い』の有名なラストにあると語る。『オズの魔法使い』では、自分の中に眠っていた「勇気」など冒険してきた中で培われたものが宝だというオチに、尾田氏は「すごく不満で。冒険してきたのにあり得ない。ちゃんとモノをくれ!と思って」と、子供心に強く印象に残った自分の中の違和感について述べる。


「子供はそういうものだと思っていて。ちゃんとモノを得ないとダメだと思っている」と宝や対価は形あるものにこだわるようで、「大人が子供が教育するような物語(のラスト)が嫌いなんですよ(笑)」と打ち明けた。


明石家さんまは、この話を聞いて新たにラストの展開を思いついたようで、「エースを生き返らせるやろ!」と問うも、「違います」と、またもあっさりと否定されていた。


物語のラストだけはすでに決めているというウワサは本当で、「そこまでどうたどり着くかは決めていない」と述べたが、「どんな道をたどっても絶対面白くなるラストは考えてある」と自信をみせた。そして、「100巻はちょっと超えます」と明かした。


―― 表現する人、つくる人応援メディア 『ガジェット通信(GetNews)』
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