『コーヒー大学』と呼ばれるものをご存知でしょうか?
名前の通り、コーヒーを本気で勉強するところ。キーコーヒー株式会社からそんなコーヒー大学のセミナーが開催。イタリアのコーヒーブランド『illy』の専門教育機関『UNIVERSITÀ del CAFFÈ (UdC)』にて、新規セミナー『Slow Preparation Workshop』が2月より開講されます。
コーヒーの本格派セミナーを体験してきました。ご紹介いたします。
イリー コーヒー大学『UNIVERSITÀ del CAFFÈ』とは?
コーヒー文化や知識の共有を図ることを目的として設立されたilly社の『UdC』。
日本では2015年に『UdC』が開講し、世界26校目。『UdC』はコーヒー文化の精髄を伝える拠点として、コーヒー研究の最新の成果を紹介し、豆からカップまで、コーヒーに関するあらゆる知識の講義を行っているのだそう。
講義はキーコーヒー、イリー事業部のCavalieri Stefano(カヴァリエ ステファノ)さんが登壇し説明。本気度マックス!
産地別コーヒーの飲み比べに挑戦
まずはテイスティング体験。
「ブラジル」「エチオピア」「グァテマラ」の3種類のコーヒーを配られたシートに基づいて判定。
テイスティングシートへの記述内容は苦み、酸味、甘み、ボディ、キャラメル、チョコレート、トースト、花、柑橘、ドライフルーツ、はちみつの11種類の項目を7段階に判定するといったもの。
コーヒーは美味しい……ですが難しい! 記憶をたどりつつそれぞれ手探りで記載してみます。
コーヒー器具別に抽出! 飲み比べ体験
産地別コーヒーの飲み比べの後は『ハンドドリップ』『フレンチプレス』『モカエキスプレス』『サイフォン』のコーヒー器具を使って抽出したコーヒーの飲み比べ。
抽出方法の中には、イタリアのご家庭ではお馴染みの伝統的な器具『モカエキスプレス』も。ぐつぐつとコーヒーを煮出しているような雰囲気です。
飲んでみたところ『モカエキスプレス』で淹れたコーヒーはエスプレッソに近い、豆の味がしっかり味わえるコーヒー。同じコーヒーでも4種類の淹れ方で全然違う! 味わいの違いを堪能できます。抽出方法によって、豆のひき方も変化。
コーヒーを片手に「イタリアの朝食はビスコッティとエスプレッソが定番でしょうか」「ビスコッティを漬けて食べるので、日本のように綺麗なラテアートは作りません」……といったコーヒーにまつわる雑談も交えつつ、セミナー終了。なかなか味わうことのできない楽しい体験です。
イリー コーヒー大学『Udc』の『Slow Preparation Workshop』は1月11日頃から受講申し込みが可能。コーヒーがとことん好き! というかたは一度体験してみてはいかが?
イリー コーヒー大学
https://www.keycoffee.co.jp/illy/udc/
セミナー概要
セミナー名:illy UdC『Slow Preparation Workshop』
※Slow=Espressoに対して抽出がゆっくりであること、Preparation=準備ほか、抽出という意味を持っています内容:「イリー アラビカセレクション」(エチオピア、ブラジル、グァテマラ)の産地別コーヒーを、4種の抽出方法(モカエキスプレス、ハンドドリップ、フレンチプレス、サイフォン)で飲み比べ
開催日時:2019年2月22日(金) 10:00~12:00 以降3ヵ月ごとに開催
会場:キーコーヒーセミナールーム
東京都港区西新橋2-35-1 キーコーヒー本社第一別館3F
金額:4,320円(税込) ※お土産付き
定員:10名
申し込み方法:illy UdC(イリーコーヒー大学)より
https://www.keycoffee.co.jp/illy/udc/
※2019/1/11頃より受付開始
―― 面白い未来、探求メディア 『ガジェット通信(GetNews)』