町の弁当屋さんやコンビニ、スーパーなど、あらゆるお店で買うことができるお弁当。近年はどのお店もバリエーションが豊富になり、毎日食べても飽きないような個性豊かな弁当が取り揃えられています。
超デカ盛り弁当の聖地『キッチンDIVE』
日本全国に無数に存在する弁当屋の中でも、現在最も注目されている個性的なお店といえば、東京・亀戸にある『キッチンDIVE』かもしれません。こちらは超デカ盛り弁当の聖地として知られていて、SNSでも頻繁に話題となっています。
1キロ超超ハンバーグバーグ超ハンバーグ弁当完成御値段税別555円皆様の御来店お待ちしてますo(^▽^)o pic.twitter.com/bnYDdXNzq9—キッチンDIVE (@divemamuru) 2018年11月1日
超超大盛り1キロメンチカツ弁当完成超超大盛り1キロトンカツ弁当完成超超大盛りイカイカイカダイカフライ弁当完成o(^▽^)oo(^▽^)o御値段3種類とも税別600円皆様のご来店お待ちしてますo(^▽^)o pic.twitter.com/thFsvBc5Ad—キッチンDIVE (@divemamuru) 2018年11月6日
総重量1kgを超えるデカ盛り弁当を次から次へと作り出し、しかも値段は税別555円から600円という、あまりにも豪快な価格破壊っぷり。いくらなんでもやりすぎだろ……!!
実際に『キッチンDIVE』に行ってみた
『キッチンDIVE』のある東京・亀戸駅はガジェット通信編集部のある秋葉原駅からのアクセスも良好。せっかくなので実際に超超大盛り弁当シリーズを購入してみるべく、『キッチンDIVE』まで足を運んでみることにしました。
亀戸駅を降りて京葉道路沿いに出るとすぐ『キッチンDIVE』の看板を発見。店名と同じくらい大きく掲げられた「挑戦者求む 1キロ弁当」という文字、そして同じくらい目立つ大きさで「毎日満足200円弁当」とも。
そのまま店内に足を踏み入れてみましたが、実は『キッチンDIVE』では超デカ盛りの弁当だけが目玉というわけではなく、通常サイズの弁当が200円という異次元価格で販売されているのも魅力となっているのです。しかもそのクオリティはとても200円とは思えません。
ご飯がたっぷりと盛られ、大きめサイズのハンバーグやフライなどが1点つき、パスタと漬物がセットになって200円。コンビニのおにぎりが1個100円以上することを考えれば、やはり異常すぎる安さでしょう。食べていないので味はわかりませんが、ボリュームは満点です。
さらにワンランク上の300円弁当になると種類が大量に増え、内容もグレードアップ。
ハンバーグ弁当はハンバーグが2枚に増えて梅干しがのるというわかりやすい進化を遂げ、他の弁当もおかずのバリエーションが増えています。これで300円とは……。デカ盛り弁当なんて食べ切れないと思っている方にとっても十分すぎるほど魅力的なラインナップが揃っていました。
圧巻の超超大盛1kg弁当シリーズ
とはいえ、やはり注目すべきはSNSでおなじみのデカ盛り弁当。総重量1kgを超える弁当やビッグサイズの惣菜がずらりと並んでいる様はまさに圧巻でした……!
そして『Twitter』で話題となった超超大盛り1kg弁当シリーズも発見!
すげええええええっ……!! ケースの中に無理やり1kg超の弁当を入れているので、フタでおかずがペチャンコに潰れてしまっています。全体的に色が茶色いのも特徴ですね。手に取るとズシリと重い……。
いろいろな種類があるので悩みましたが、今回は『超超大盛り1キロメンチカツ弁当(税抜600円)』を購入し、ガジェット通信編集部に持ち帰って実際に食べてみることにしました。
これが『超超大盛り1キロメンチカツ弁当』だ!!
というわけで持ち帰ってきた『超超大盛り1キロメンチカツ弁当』。まずは実際に1kg以上あるのか計量してみることにしました。
ドドオオオォォォーーーーンッ!! 結果は表示エラー! どうやらしっかり1kgオーバーしているようです。
フタを開けてみるとやっぱりメンチカツは無理やり詰め込んだせいか潰れてしまっていて、何枚入っているのかさえもよくわかりません。食べ始める前にメンチカツを1枚ずつ取り出してみると……
メンチカツは合計6枚も入っていたことが判明。そしてメンチカツの下にはパスタも敷かれていました。凄まじいボリューム……。これで600円とは……。
そしてメンチカツは2枚ずつ別のソースがかけられているのもポイント。オーソドックスなソース、トマトソース、カレーソースの3種類でした。
弁当ひとつで三食に分けられるレベル
中身を確認したところでいよいよ実食。この価格なので味はたいしたことないんじゃないの?なんて思われそうですが、実際に食べてみると弁当としては十分すぎるクオリティ。メンチカツにはしっかり下味がつけられていて、それぞれのソースともしっかりマッチしています。
食べ始めてみて驚いたのは見た目以上にご飯が入っていたこと。やはりギュウギュウに押し込まれているので米密度がヤバイです。かといってご飯粒が潰れすぎているということはなく、絶妙な加減で押し込まれているのはさすがといったところ。
ご飯がそんな状況だったということもあり、気合を入れて食べ進めてみましたがメンチカツ3枚とご飯を半分食べたところでギブアップ。こちらは昼食としていただいたのですが、夕食もまったく同じものを食べることになりました。本当に凄まじいボリューム。朝昼夜と三食に分けて食べたり、三人で食べ分けても十分なレベルでした。これを一気に食べ切れる人は相当ですね……。
というわけでやはり『キッチンDIVE』は噂通りとんでもない弁当屋だということを身をもって体感しました。デカ盛りチャレンジできる人は限られるかもしれませんが、200円弁当や300円弁当はヤバ過ぎるほどにお得。亀戸駅前にはこんな弁当屋があるということを覚えておいてきっと損はないでしょう。
店舗情報
キッチンDIVE
住所:東京都江東区亀戸6-58-15 ランドシー亀戸
営業時間:24時間営業
定休日:なし
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(執筆者: ノジーマ) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか
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