10月16日から19日にかけて幕張メッセで開催された『CEATEC JAPAN 2018』。村田製作所は、厚さ0.05mmと超薄型のリチウムイオン電池を出展しました。
“全固体薄膜電池”と呼ぶこちらの電池は、樹脂フィルム上に形成できる薄膜電池。ブースでは実際に電圧が発生していることや、二次電池なので充電できることもデモで確認できました。15×15×0.05mmの電池に、50マイクロAhの容量、平均3.0Vの電圧で使用可能。
形状の自由度が高くなることから、薄い曲面上に電池を実装したり、電子ペーパーディスプレイを搭載するタンブラーへ電源などの用途例が展示されていました。
薄くて小さい電池が作れることから、眼球の表面に乗せて使う“スマートコンタクトレンズ”をイメージした展示も。ネットにつながって、視界に映像を合成してくれるコンタクトレンズなんかも実現してしまうかもしれませんね。
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