渡航先やメールアドレスを登録すると現地の大使館、総領事館や外務本省から海外安全情報や緊急連絡を直接受けとれる『たびレジ』。
2014年からサービス開始したものの、利用者数は伸び悩んでいたのだが、このたび人気タレントのケンドーコバヤシさんが登録推進キャラクターを引き受け、なんと今年7~8月の間に約50万もの新規登録者とSNSリアクションを獲得していたことがわかった。
はじめ河野太郎外務大臣から“夏休み『たびレジ』登録推進大使”委嘱の打診を受けたケンコバさんは
「まずは“大使”を名乗るのに相応しい実績を上げたい」
と謙遜し“書記官”からスタート。
登録数とSNSリアクションを増やした数に応じて参事官(15万)、公使(30万)、大使(50万)と昇進するシステムをとることになったがそこは全国的な人気を誇るケンコバさん。たった2か月で想定通りの成果を上げることに成功した。
海外を訪れる人の数は毎年約1700万人に上るが、そのすべてが訪問国の事情やニュースを把握しているとは限らない。知りたいと思っても言葉の壁で調べることすらできない人が多いのではないだろうか。その点で『たびレジ』は最新情報を把握し、自分の身を守るためには大変便利なツールと言える。
『Twitter』上でも
「ニュースでも報道されましたが、パリ19区で9日起きた通行人襲撃事件。 たびレジに登録していた為、在フランス日本国大使館からメールでお知らせが来ました。 #香取慎吾初個展鑑賞ツアー 参加の皆さん、『たびレジ』登録おすすめします」
「たびレジの在ロシア日本大使館から地下鉄クルスカヤ駅での銃撃事件について注意喚起メールが届いてた! 3日零時頃に駅で男が警官に発砲したと、おそロシア」
「たびレジ登録してます。 韓国政府・疾病管理本部が中東呼吸器症候群(MERS)患者の韓国国内への流入事件が発生したことで感染症危機警報レベルを「関心」から「注意」に引き上げて中央防疫対策本部を設置したので今後の動向等に注意してくださいって在韓日本大使館からメールが来てました」
など実体験から登録を勧める声が多数見られた。
よく海外に行く、これから行きたいという方にはぜひ登録していただきたいサービスだ。
『たびレジ』登録はこちらから
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html
※画像は『外務省海外安全ホームページ』、『たびレジ』から引用しました。
https://www.anzen.mofa.go.jp/anzen_info/gaimushoxkenkoba.html
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(執筆者: 中将タカノリ) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか
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