芥川賞作家・柴崎友香の同名恋愛小説を、東出昌大さん主演、唐田えりかさん出演で映画化した『寝ても覚めても』が9月1日より公開となります。
本作は、大阪に暮らす主人公の朝子(唐田)が、ミステリアスな雰囲気を持つ麦(東出)と運命的な恋に落ちる前半と、2年後、麦を忘れられないまま東京で働く朝子が、麦と瓜二つの別人・亮平と出会う後半の衝撃的な展開がしびれる人間ドラマ。
これがまあ、すごい展開の連続でして、男性は震え上がり、女性は朝子に苛立ちながらも心の中で共感しちゃうかも? という未だかつてなかった恋愛ストーリーなのです(筆者は恋愛ホラーと呼びたい!)
そんな、映画に癒しを与えているのが、俳優猫・八の字が演じる「ジンタン」。朝子が飼いだした猫であり、その後、朝子と亮平が暮らすマンションで暮らしています。今回は八の字さんに特別インタビュー! 映画出演の感想について、東出さん、唐田さんの印象について、色々とお話を伺ってきました。
【「ジンタン」役・八の字プロフィール】
名前:ハの字(ハノジ)
愛称:ハッチ
性別:オス
毛色:白、頭に「ハ」模様あり
誕生日:不明
好きなこと:触られること
性格:人懐こい
運動神経:ちょっとだけ鈍め
過去出演作:
『アリーキャット』(17/榊英雄監督)
「グーグーだって猫である」(14/WOWOW)
――八の字さん、今日はよろしくお願いします!
八の字:(あっちに面白そうな影があるなあ)
――映画『寝ても覚めても』大変楽しく拝見しました。現場の雰囲気はいかがでしたか?
八の字:(影気になるなあ)スタスタ。
――本作は未だかつてない恋愛ドラマとして注目されていますが、脚本を読んだ時の感想は?
八の字:ぺろぺろ。
――八の字さんがジンタン役を演じる上で意識した事は何ですか?
八の字:ポリポリ。
――本作は、カンヌ映画祭のコンペティション部門に正式出品されましたが、八の字さんもカンヌに行かれたのでしょうか?
八の字:じーっ(こいつしつこいなあ)
――共演の東出さんと唐田さんの印象を教えてください。
八の字:まるっ。(2人とも良い演技だったにゃ)
――国際派、俳優猫の八の字さんの今後の目標は?
八の字:ええいっ、もうインタビューは十分にゃ!
――すっ、すみませんでした! 最後にポスターの前で目線お願いします!
八の字:同じ顔をした二人の男と、その間で揺れ動く女の8年間を丁寧に、そしてスリリングに描く本作は、映画ファン必見にゃ。傷つけ、傷つきながらも、誰かを愛さずにはいられない。まっすぐな想いが引き起こす衝撃の展開に注目して欲しいのにゃ!
――今日はありがとうございました!
……と、インタビューでは大御所俳優の様な雰囲気を勝手に漂わさせてしまいましたが、実際の八の字は穏やかでとってもいい子!
のんびり会議室を歩いて、トレーナーさんになでなでされて喜ぶ姿に、現場にいた全員目尻が下がりっぱなしでした。あー可愛かった。
トレーナーさんによると、映画撮影時はとても暑かったそうで、八の字も休憩をとりながらお芝居していたそうです。
劇中では、この八の字演じるジンタンが本当〜〜に良い演技しているので、猫好きの方はもちろん、映画ファンもご注目を。実際にカンヌでも大絶賛だったそうです!
映画『寝ても覚めても』は9月1日よりテアトル新宿、ヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷シネクイントほか全国ロードショー。
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