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[今田耕司・東野幸治インタビュー] コンプライアンス?何それ?“禁止されるほど試したくなる”番組『今田×東野のカリギュラ』シーズン2配信決定



最近のテレビに物足りなさを感じている人、昭和の深夜放送が大好きだった人、“ピー音”やモザイク無しの映像が見たい人、みんな集まれー。


Amazon Prime Original『今田×東野のカリギュラ』シーズン2の配信が決定しました。



この番組のMCは今田耕司さんと東野幸治さん。


古くは、知る人ぞ知る伝説のユニット『放課後電磁波倶楽部』であり“Wコージ”のこのお二人が本タイトルでナビゲートする題材は、どれもこれも「限界ギリギリ」。


そう、この番組のテーマは、「カリギュラ【caligula】/禁止されたらやりたくなる心理現象」なのです。


とてもわかりやすい番組説明はこちら。


地上波放送では、禁止された企画書の数々―

マニアックすぎて視聴率が見込めない。コンプライアンス的にNG。くだらな過ぎる。

しかしそんな禁止された企画書には宝が埋もれているはず―

一度は闇に葬りさられた企画がここで蘇る


『今田×東野のカリギュラ』は、かつての地上波放送からコンプライアンスの名のもとに切り落とされた“ムダな部分”を掘り下げた、新しくも懐かしい番組。


シーズン1ではモザイク無しの狩りドキュメント『東野、鹿を狩る』から芸人の親に本気で詐欺を仕掛ける『母ちゃん、オレオレ詐欺選手権』『ガチ詐欺選手権』、更には『ホームレスインテリクイズ王』から性的なベテラン女性が登場する『教えてシリガール』など、普通にテレビを付けていただけでは絶対に出会わないタイトルが目白押し。


かつて地上波でも扱われていた“伸びしろ”の部分に着目した、Amazon Prime Originalのコンテンツなのです。


今回はそんな『カリギュラ』のシーズン2配信開始に先立ち、今田さんと東野さんにお話を伺いました。



今田耕司さん、東野幸治さんインタビュー


―― 今日はよろしくお願いします。シーズン1を終えて反響など


今田耕司:うどん屋に入ったら高校生の子たちが「カリギュラって知ってる?」「むっちゃ面白いから観ろ観ろ」って話してたんですよ。その横で聞いてたんですけど。単純に嬉しかったですね。


東野幸治:シーズン1では狩猟ドキュメンタリーとか出させていただいたりして。普段行くおそば屋さんの店長、一切テレビの事を喋ってこない人が(ボソリと)「カリギュラ、観ました」って(笑)。 どうでした、って聞いたら「料理界では評判良いんですよ」(笑)。


今田:麺類ね(笑)。


東野:そう、鹿とかイノシシとか。飲食店に評判の良い番組(笑)。

あと、後藤祐樹君の話(※)とか印象的でした。

※シーズン1:『訳あって地上波ではなかなか会えない、あの人は今!? ~後藤祐樹編~』


今田:本人の話が聞けるからね、現場の再現も、こんな状況やったんや、って。この番組ならではって感じですね。


―― シーズン2では出演を躊躇(ちゅうちょ)されてる方が居るとか


東野:それはシーズン1からですよ! 芸人の嫁を風俗嬢にする『芸人の嫁 指名ダービー』って企画があるんですけど、後輩芸人のスリムクラブ・真栄田から「嫁からNG出ました、すみません」って(一同笑)。


今田:後輩の子たちみんないい子なんで、謝ってくるんですみんな。こっちが逆にその倍くらいで謝るっていう。「いやいやいや、こっちこそすまんかったなあ」っていうのは多いですね(笑)。


―― シーズン2でまず配信される8話の中で、おすすめのエピソードとか


今田:この『カリギュラ』っていうのは東野君の狩りでスタートするっていうか。狩り姿のワクワク感っていうのか。



東野:今回、狩りシリーズではスピンオフなんですけど、『東野、カラスを食う』っていうのが(笑)。


今田:なかなかないですからね。地上波でカラスを食うてるの見たことないですから。


東野:俺も説明受けて「わかりました」って言ったけど、よくよく考えたら主旨変わってきてるなって(笑)。


今田:目指していくのは熊っていう。


東野:まずは予行演習ってことで「カラスを食う」っていうのをやりました。


今田:あとは『特効野郎Aチーム』。昭和の我々が小さい時に見ていたテレビの裏方さんたちの職人技。


東野:爆破っていうがなかなかできなくなってきているんでね。


今田:意地とプライドが垣間見えた中での一発勝負、ってのは面白かったですね。



東野:あと、竹中直人さんに出ていただいた『自作自演やらせドッキリ』(自作自演やらせドッキリ~俳優編~竹中直人)とか。あと、『家庭内下着泥棒グランプリ』っていう。


今田:面白かったですねえー。



東野:嫁の下着を嫁にバレずに盗めるか、っていう。(今、記者でメモを)書いてる人も何書いてるかわかんないんじゃ(笑)


今田:『稲中』(マンガ:進め! 稲中卓球部)をほうふつとさせる。直に脱がそうとしたときに「できるのか?!」っていう緊張感がありますから。これも地上波では出来ないですからね。


東野:異色ですけど『再会』っていう企画で、AVの監督がAV女優に謝りたい、っていうのも、見ごたえあるドキュメンタリー観た感じですね。


今田:夕方(の番組枠に)行けそうな感じもね。(一同笑)



東野:二度目の登場ですが後藤祐樹君が生半可な気持ちでタトゥーを入れる女子を叱るっていう企画。『デスペラード ~ならず者よ、正気に戻ったらどうだい?~』っていうのが立ち上がりました(笑)。


「タトゥーを入れた俺だから言うけど、お前ホンマにタトゥー入れてええんかい」っていうことで。やっぱ上から目線でタトゥー入れるな、って簡単ですけど、タトゥー入れた人にしかわからない色んな言葉とか。



あと、人間火の鳥コンテスト。写真だけでも見てください。こんなに奇麗なんですよ?(一同笑)


今田:すごいキレイやわー(笑)。


東野:誰もが一度は火の鳥になりたいと思うじゃないですか(笑)。


―― ネタバレにならない程度で、9話以降、どんな内容か教えてもらってもいいですか?


今田:あっと驚く人が、後藤祐樹君に続くスターがまだ出てくれます。知りたかった、生の声を聴きたかった人が出てくれますので楽しみにしていてください。


あと、この『カリギュラ』シーズン1、2合わせても、“最低最悪の企画”があります。(一同爆笑)

これ、思っている以上に品があって笑えます。日本のコメディーの底力見せられましたから。是非! 楽しみにしていただきたいと思います! コレ観るべきです。必見です。


東野:(シーズン2)9話以降もバラエティに富んでいて、笑ったり感心したりビックリしたりの連続なので、是非観ていただきたいと。

あと、スケジュールいつでもスタンバイしているのですが、熊の話はカリギュラの制作チームから一向に降りてこないという状況です(笑)。僕はいつでも準備万端なのですが!(笑)


『カリギュラ』を通して“得たもの”と“失ったもの”


―― 東野さん、今田さんが『カリギュラ』という番組を通して、得たもの、失ったもの、それぞれありましたら教えてください


今田:正直、失ったものは何もないですよ。得たものばっかりです。得て、このスタジオで見て、得たものをこのスタジオに置いて帰るという作業をしています。(一同笑)


―― 置いていくんですね(笑)


今田:持ち込まない。家には持ち込まない、『カリギュラ』は。地上波には持ち込みません。ここに来てのみんなの楽しみですからね。いい言葉で言えば、刺激になりますね。


東野:僕も失うものは全くないけど、「得たいもの」っていう意味で言うと、……Amazon Prime Videoで色々面白い配信されてるじゃないですか。地上波観てると松本(人志)さんとか有吉君とか『バチェラー・ジャパン』とかCMやってるでしょ? いつでも『カリギュラ』(CM)スタンバイできてるんですよ! (笑)なぜ『カリギュラ』のCMが無いんだ! っていう。それを得たいと俺は思ってるんですけど! (一同笑)


これもいつでもスタンバイして、スケジュール空けて待ってますんで! なんや、あの黒いバック(背景)でしゃべってたらええんでしょ? (笑)


今田:ダイジェストでね!


―― 東野さん、カラスを食べたときのお話を聞かせてください


東野:僕、鉄砲の免許持ってませんから、女性のハンターの方とともにカラスで困ってるある田舎に行きまして。カラスを鉄砲で打ってからは僕が拾って、そこからは羽をむしり取り、キレイにして、お腹割いて臓物出して、部位を解体してキレイにして食べるっていうのをやってきてるんで、是非是非観てほしいです。カラスって食べる機会無いと思うんですけど、食べたら意外と美味しかったりとかするんで、皆さんも是非。

スーパーで簡単にお肉とか買って食べてたりするけど、「それがお肉ですか?」と逆に問いたいですね。あなた方に。(一同笑)


今田:お肉です! ホンマのお肉です。


東野:本物の鶏肉ですか?


今田:鶏です。本当の鶏です。(一同爆笑)……まあ、さっきまで飛び回ってた鳥ではないですけど


東野:温(ぬく)いんですよ。生きるもん、って。


―― 今田さんに質問です。東野さんは狩りシリーズやられてますけど、今後『カリギュラ』内で挑戦してみたいことってありますか?


今田:僕は『カリギュラ』でしか追求できないエロを追求してみたいと思いますね(笑)。バブリーなパーティーとかね、潜入したいって願望がね(笑)。あと、アダルトの撮影現場とかも興味あるけど、観てしまったら夢が壊れるかなあ、って思うし。バラエティですからね、撮影現場見てもしょうがないんで。だから『今ちゃんを探せ!』みたいなタイトルで、汁男優に交ざってるところを探すっていうのとか。(一同笑)

遠くの方でブリーフ履いてる僕がまざってる。

『今田、現場を知る』みたいな(笑)。エロの現場っていうのには興味ありますねー。


ビニ本みたいなのとか、今でも細々とどこかで撮ってると思うんですけど、どうやっているのかな、って。


東野:現場を知る、ね。



―― AD藤原さんの今後の展開はありますか?(※シーズン1で登場した童貞のADが女性を口説くミニ企画)


今田:渋いですねえー(笑)。その動向気にしている人初めて会いました。


東野:ありますあります! これ! やりますよ、シーズン2でも。ちょっと、ビジュアル的にカッコよくなってます(笑)。楽しみにしてください。ビックリする展開ですよ。言えないですけど、ヒント、コラボ(笑)。


―― 最後にこの番組を楽しみにしている方々に


今田:情報ってたくさん得られると思うんですけど、ホンマに単純に楽しめるもの、なかなか地上波で観られないものってのは『カリギュラ』で観られるんで。出てくれるゲストも後輩の芸人も一流の人たちがこんなことやるの? っていうギャップも楽しんでいただきたいと思いますね。


東野:あいも変わらず同じような事やってますから。是非是非、楽しみにしていただいて。今度は毎週じゃなくて、(シーズン2パート1は)一気に観られますから。パート1を一気に観ていただいて、またパート2を楽しみにしていただきたいと思います。


―― 今日はありがとうございました!



「常識」「良識」に立ち向かう、実は本当に面白い番組


『カリギュラ』はただ奇をてらった過激なだけの番組ではありません。


むしろ、かつて面白いと思っていたけど失われたテレビの部分、馬鹿馬鹿しさだったり、不謹慎の名のもとに出来なくなったことだったり、知りたいけど地上波では掘り下げられない話題など、「良識」や「常識」を超えて、真正面から取り組む番組です。


時々、振り切れすぎてて着いていけないような内容もあるかもしれません(正直あります 笑)。しかし、必ずあなたの心に引っかかる企画がシリーズの中に潜んでいますので、まだ観ていない方はこの機会に『カリギュラ』に触れてみてください。インタビューの中で今田さん、東野さんがおっしゃっていたように「得るもの」しかないはずですよ。


『今田×東野のカリギュラ』シーズン2パート2は今冬、Amazon Prime Videoにて独占配信開始となります。

(C) 2018 YD Creation



―― 会いたい人に会いに行こう、見たいものを見に行こう『ガジェット通信(GetNews)』
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