あの最高にハッピーな大ヒットミュージカル映画が帰ってくる! 約35年ぶりに再結成を発表したのも記憶に新しい、伝説のグループABBAのヒット曲で構成され、全世界でロングランヒットを記録した舞台の映画化である『マンマ・ミーア!』。花嫁のソフィ(アマンダ・セイフライド)が、ヴァージンロードをパパと一緒に歩きたいと、シングルマザーのドナ(メリル・ストリープ)に内緒で、結婚式に自分の父親かもしれない母親の元恋人3人を招待したことで巻き起こる大混乱を描いたミュージカル・ラブコメディが世界中を感動と興奮に包みました。そして、続編となる『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』が8月24日より公開となります。
前作から約10年の時を経て再び観客のもとに戻ってきた本作。コリン・ファースは続編出演を決めた理由を、前作と同じキャストが全員戻ってくるからだと明かします。「何人かとメールのやりとりで”懐かしくて感動する”と話してた」と、今でもキャスト陣とは連絡を取り合う仲だそう。ピアースは「素晴らしい役者仲間との再会はものすごく喜ばしいことだった。10年前、1作目から始まった楽しくて華麗な世界、そして多くの人の心の琴線に触れた作品に戻って来られて、本当に心が躍った」と続投の喜びを語りました。
前作からのキャストに加え、本作では青春時代のサム・ビル・ハリー役にジェレミー・アーヴァイン、ジョシュ・ディラン、ヒュー・スキナーといった今後の活躍が期待される若手俳優陣が抜擢されました。ステランは「2つの異なるストーリーだから、共演シーンは1つぐらいしかなくてね。夜になって、日々の撮影が終わった後、島のバーやクラブやレストランでは楽しく一緒に過ごすことができたよ。そういう時の若手俳優たちのパフォーマンスは素晴らしかった」と共演シーンは少なかったものの、新キャストとの交流を楽しんだそう。
ドナが3人の”パパ候補”とどのようにして出会ったのか、過去と現在を行き来しながら描かれる母娘のストーリーは、また前作とは違った面白さがあり、ピアースは「脚本の味わい深さや隠されたメッセージには、キャスト全員が感心して喜んでいた。脚本のそのような深みが、我々全員の心を動かし、続編を作ることに対する情熱を宿したんだと思う。巧妙なストーリー構成だったね」と初めて脚本を手にした時の気持ちを振り返りました。
また、前作では使用されなかったABBAの名曲が採用されている本作。お気に入りのシーンについてピアースは「”マイ・ラヴ、マイ・ライフ”はとても美しい曲で、本作のエンディングに登場する。この曲をメリル・ストリープとアマンダ・セイフライドが歌うのを聴いていたら、胸が張り裂けそうだった。素晴らしいんだ。映画の名場面が作られているんだ、というのが分かったよ。観客の心に訴える力を持つシーンだ」と、エンディングの印象的なシーンについて触れ、ステランは「やっぱり”ダンシング・クーン”かな。とにかく楽しい撮影だった。私が歌や踊りが下手でも、誰も気に留めていなかった(笑)島に行く船の中では、とにかく全力で楽しんでいただけだった」と続けました。
コリンも「ダンシング・クイーンには思い入れが深く、簡単に繰り返すだけの振付でも曲に絶妙な意味をもたらしている所がお気に入りだ」と撮影を回想。「ハリーはすぐに全力で取り組む。1分前にはスーツケースを手にして島へ行く方法を捜そうとしていて、その次の瞬間には150人ほどの漁師たちや女性たちとともに、元気よく踊り、歌っている。いったん音楽が流れだすと、太陽は輝き、観客も海上にいて、エネルギー全開、全員が踊っていたんだ。すぐにみんなに伝わっていく。さまざまなエネルギーが交錯していたが、それは本当にスリリングだった」と語りました。
最後に、本作の見所について、ピアースは「とにかく楽しいよ。純粋にね。楽しくて、笑えて、涙するところもある作品さ。感情を強く揺さぶられる作品だと思う。新しい曲も披露されるし、おなじみの懐かしい曲もたくさん聴ける。そして若い俳優たちも出演していて、みんないい仕事をしているよ。リリー・ジェームズのすばらしさには本当に驚かされた」、ステランは「前作以上に楽しめるよ。大いに期待して観に行ってほしいね」と本作に期待を込めました。
『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』
http://mammamiamovie.jp/
(C)Universal Pictures
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