7月2日に桂歌丸師匠が81歳で逝去され、8日の『笑点』(日本テレビ)では、「歌丸師匠ありがとう大喜利」が放送された。
歌丸師匠が回答者時代の頃、そして司会者になっても、ずっと番組内で歌丸師匠に愛ある悪口を言い続けてきた6代目 三遊亭 円楽師匠。この日の大喜利は、歌丸師匠が喜びそうな答えだと座布団を獲得、怒りそうな答えは座布団を没収されていまうというルール。この説明を聞いて、「俺、貰えそうもねえな(笑)」とこぼすも、大喜利に参加。
楽しく進む中、最後に手を挙げ、「歌丸師匠、私の悪口を優しく受け止めてくれて、罵詈雑言にも耐えていただいてありがとうございました。最後に一言言わせてください。じじい!早すぎるんだよ!!」と声を張り上げ、涙を浮かべた円楽師匠。これには、思わずもらい泣きする視聴者が続出した。
笑点の歌丸師匠追悼。円楽師匠の最後の一言「じじい、早すぎるんだよ!」。こんな落語家らしい素敵な罵倒、聞いたことがない。
—志らく (@shiraku666) 2018年7月9日
放送を観ていた落語家の立川志らくは、「笑点の歌丸師匠追悼。円楽師匠の最後の一言『じじい、早すぎるんだよ!』。こんな落語家らしい素敵な罵倒、聞いたことがない」とTwitterに投稿。
「歌丸師匠への追悼の言葉の中で、一番心に響きました」、「毎週笑っていましたが、昨日だけは涙無しで観られなかったです」などコメントが寄せられている。
また、「81歳だと、早過ぎるという歳ではないような気がします」というコメントに、「それは違うと思います。早く死んで欲しいと思われる人もいるが、いつまでも生きて欲しいと思うのが人情。ましてや歌丸師匠は現役の落語家。歌丸師匠の師匠である米丸師匠が現役で落語をやっている。師匠より早く逝ってしまった。早すぎます。落語家仲間、ファンはもっと歌丸師匠の落語を聴きたかった」と丁寧に返している。
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