人それぞれ価値観が違うので、情熱を注ぐ対象も変わってきます。スポーツであったり、仕事であったり、趣味であったりするわけですが、中には他人にはなかなか理解してもらえないものに情熱を注ぐ人もいたりします。好奇の目にさらされながらも、時間や手間を惜しまず、トイレの研究や、うんこの研究に情熱を注ぐ人までいるんです。
車が大好きなアメリカ人YouTuberのOrion Dajnowiczさんも、車に関することなら何にでも情熱を注げる人のようです。
We Made A TIRE Out Of Duct Tape (YouTube)
https://youtu.be/DkvkFmsgypI
何がきっかけだったのかよくわかりませんが、Orionさんは仲間と一緒にダクトテープという粘着テープで車のタイヤを作ってしまいました。ダクトテープはアメリカの家庭に必ずと言っていいくらい常備されている便利グッズの一つです。
何事もおおらかな人が多い、車の修理にお金がかかる、見た目より実用性重視といった理由で、アメリカでは車の修理やメンテナンスはDIYしちゃうという人がかなり多いのですが、ダクトテープは車の修理のDIYにも使われることが多々あります。それこそバンパーが壊れたらダクトテープで応急処置してそのまま放置みたいな感じだったりします。車は「あくまで移動の手段で目的地まで走ればよし」という思考回路みたいです。
話が少しそれましたが、車の修理にもよく使われるダクトテープでタイヤができないかなと思い立ったのでしょう。タイヤを外してホイールだけにし、ホイールにダクトテープを巻きつけていくようです。
まずはウォールマートまでダクトテープを買いに行きます。売り場にあったダクトテープをほとんど買い占めるとアメリカサイズのでかいカートもほぼ満杯。これで準備完了。
早速、ホイールにダクトテープを巻きつけていきます。
効率良く3人がかりで巻きつけていきます。
3人がかりでも効率が悪いことに気付いたようで、ジャッキで車を持ち上げ、ホイールを空回りさせてダクトテープを巻きつけていきます。
作業がかなり長時間になったようですが、なにはともあれ完成しました。ダクトテープタイヤです。
それではテスト走行してみましょう! おおっ、ちゃんと走ってるよ!
ホイールスピンさせたら煙あげたよ、『バーンアウト』かっ! Orionさんと仲間たち、大興奮。
ちなみにダクトテープタイヤの断面はこんな感じ。
ダクトテープはタイヤにもいけるみたいですが、長距離の移動に耐えられるかは全くもって不明です。長距離ドライバーの皆様はマネしないようにしてください。
※画像:『YouTube』より引用
https://www.youtube.com/watch?v=DkvkFmsgypI
―― 見たことのないものを見に行こう 『ガジェット通信』
(執筆者: 6PAC) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか
―― 会いたい人に会いに行こう、見たいものを見に行こう『ガジェット通信(GetNews)』