第69回エミー賞のドラマ部門で作品賞を含む5部門を受賞し、第75回ゴールデングローブ賞でもテレビシリーズ/ドラマ部門にて作品賞と主演女優賞(エリザベス・モス)の2部門を獲得した話題作『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』。2月28日(水)より『Hulu』で独占配信を開始し、日本でも字幕版・吹替版を楽しめるようになりました。
同作はカナダ文学界の巨匠マーガレット・アトウッドのディストピア小説を原作にしたドラマシリーズ。かつてのアメリカ合衆国から多くの領土を奪い誕生した宗教主義国“ギレアド共和国”では、環境汚染を原因とした少子化問題が深刻化。妊娠できる健康な身体を持つ女性は、家族、仕事、財産、人権を奪われ、“子どもを産むための道具=侍女”として上流階級に仕えることが法律で決定してしまいます。愛する家族と離れて侍女としての人生を送ることになった主人公オブフレッド(=フレッドのもの)の目線を通して、富裕層以外の女性たちが奴隷同然の扱いを受ける異様な世界が描かれます。
昨年4月に米国の『Hulu』で配信がスタートすると、地上波では描くことができないショッキングな内容が視聴者やメディアの間で大きな反響を呼んだ同作。宗教や圧政で⼥性の⼈権が侵害されてきた過去や現在への批判、そして未来への警鐘を鳴らして物議を醸し出したセンセーショナルな問題作が、いよいよ⽇本上陸。現在は初回3話が配信されており、以降、毎週水曜日に1話ずつ追加配信される予定です。
「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」シーズン1予告編(YouTube)
https://youtu.be/LHUDszG7n4Y
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