1月9日、「日経新聞 記事審査部(校閲担当)」の『Twitter』公式アカウント(@nikkei_kotoba)が
「パワーワード」は力強いことば、強烈な印象のあることばといった意味で、パワワと略されます。三省堂の「今年の新語2017」では3位に選ばれました。みなさんにとってのパワーワードは何でしょうか。私の昨年一番のパワワは友達からのたった一言のメール。「婚約者と別れた」でした。(乃)
—日経新聞 記事審査部(校閲担当) (@nikkei_kotoba) 2018年1月9日
「パワーワード」は力強いことば、強烈な印象のあることばといった意味で、パワワと略されます。三省堂の「今年の新語2017」では3位に選ばれました。みなさんにとってのパワーワードは何でしょうか。私の昨年一番のパワワは友達からのたった一言のメール。「婚約者と別れた」でした。(乃)
とツイートを行った。
プロフィールには
日経新聞の校閲を担当する記事審査部の公式アカウントです。ことばにまつわるあれこれを配信します。
とあるアカウントのツイートであるが、「パワーワードはパワワと略されます」というのが腑に落ちない、また「『婚約者と別れた』はパワーワードではないのでは?」という人が多数いたようだ。
冒頭のツイートには、
パワワで検索しても該当しないし勝手に略称つくるなよ。「婚約者と別れた」は単なる報告だし個人的に印象があっただけで「パワーワード」ではない。 「初めて聞いた表現だけど、主張はわかるし共感できそう(あるある含む)」なものがパワーワードなはず
残念ながらそれはパワーワードとは言わない
あとパワワなんて略す人見たことない
今までにない言葉の組み合わせであり、第三者が見ても強烈な印象を共有できることも条件。「婚約者と別れた」という個人的に印象に残った言葉はパワーワードじゃないです。
「婚約者と別れた」くらいだとパワーワードとは言わないです。『婚約者酢豚にして食った』なら分かる
無知を装ってヘイトを上げクソリプを集めつつ、「パワワと略されます(断定)」という完璧なパワーワードをさり気なく紛れ込ませる鮮やかな手口には感心するしかない。流石日経である。
校閲担当さんのツイートなら、きちんと取材して日経新聞 記事審査部内のチェック済みのツイートなんでしょう。万が一にも世間一般でいう事実と異なる、なんて事はないと思います。ところで私は「パワワ」はこのツイートで初めて知った言葉ですが、どの地域&世代で使われたのでしょう。御教示下さい。
「パワーワードはパワワと略されます」というパワーワード
といったような返信が寄せられていたようだ。
パワワとかキン肉マン以外で聞いたことないわ pic.twitter.com/FacsjUqNWz
—ろぷろす (@ropros) 2018年1月10日
「パワーワードを略して『パワワ』と呼びます」というニュースを見た時に私の頭の中に浮かんだもの pic.twitter.com/m6TzvgCU2G
—きゃおり (@kpr_setagaya) 2018年1月10日
ちなみに、「パワワ」で検索すると、該当ツイートのネタの他に、チワワとパグをミックスした犬などがよくヒットするようである。
※画像は『Twitter』より引用
―― やわらかニュースサイト 『ガジェット通信(GetNews)』