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あなたは、美文字が書けますか?
字が汚いだけで、あなたの印象は悪くなってしまいます。試験勉強の時期、ノートをお友達に貸したところ「読めない」なんて言われたら、ショックですね。
あるいは、履歴書を書くときやバイト中にも、字がキレイなほうが恥をかかずに済みます。
実用美文字コンサルタント・谷口栄豊 先生によると、以前紹介した以下の3つのポイントに気をつけるだけで、あなたの字が美文字に見えるといいます。
これは基本です。
参考記事:美文字コンサルタントに学ぶ、あなたの字を美しく見せる3つのポイントとは?
そして今回は、1文字ずつの「美文字の書き方」ではなく、名前や文章を美しく見せるコツを教えていただきました。
ポイントは、全体をバランスよく魅せることなのだそう。
1. 画数の多い字は大きく、画数の少ない字は小さく
下の2つの履歴書の「名前」、どちらが好印象ですか?
上ですよね。
「田」や「子」のように画数の少ない字は小さく書くと、バランスが良くなります。逆に「藤」や「優」のように画数の多い字は大きく書くのがコツです。
枠があると、分かりやすくなります。
2. 漢字は、ひらがな・カタカナより大きく
これも上と下、どちらが良いか比較してみましょう。
上の例のほうがバランスが良いですね。
下も一文字一文字は美文字ですが、全体のバランスが悪いせいで、汚く見えてしまいます。
漢字は、ひらがな・カタカナより大きく書く。それだけで、とてもバランス良く見えるんです。
3. 数字は斜めに
履歴書の画像の「数字」を見比べてください。
上の例のように、数字は斜めに書く。たったこれだけで、キレイに大人っぽく見えますね。
まとめ
1. 画数の多い字は大きく、画数の少ない字は小さく
2. 漢字は、ひらがな・カタカナより大きく
3. 数字は斜めに
どれも、すぐ実践できて即効果が出るワザです。覚えておきましょう。
最後に、実用美文字コンサルタント・谷口栄豊 先生から、一瞬で字の印象が良くなる方法を教えていただきました。
「あなたが面接官だったとして、どちらの人を採用しますか?筆記具も大切なんです。」
下の例は細い字で弱々しい印象。なんだか頼りなく感じますね。どんなペンで書くか、も美文字に重要なポイントなのです。
谷口先生のオススメは、ぺんてるの『プラマン』というペン。
プラスチックの万年筆のようなペン先で、ボールペンと違い、線の強弱が出せるから美文字に見えるといいます。
実際に試してみたところ、このペンで書くだけでちょっと字がうまく見えるから不思議! 200円前後ととても安いので、お試しあれ。
履歴書によく使う字を先生にお手本として書いていただきましたので、真似して練習してみましょう。
※この記事はタウンワークマガジンとガジェット通信で共同制作しました。
文:ホラノコウスケ 企画:ガジェット通信
■協力■
実用美文字コンサルタント
谷口栄豊さん
http://bimojijuku.com/
※この記事は2015年07月03日にタウンワークマガジンに掲載されたものです。
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