『川の底からこんにちは』『舟を編む』の石井裕也監督最新作『夜空はいつでも最高密度の青色だ』。主演の注目女優・石橋静河さんが、第30回東京国際映画祭で新設された「東京ジェムストーン賞」を受賞。コメントが到着しています。
『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』は、注目の詩人・最果タヒの同名詩集を基に、看護師をしながら夜はガールズバーで働く美香(石橋静河)と工事現場で日雇いの仕事をしている慎二(池松壮亮)という、孤独な若者同士の心のふえあいを描いた人間ドラマ。
「東京ジェムストーン賞」とは、同映画祭が掲げたビジョンのひとつ<映画の未来の開拓>に沿って、宝石の原石のような輝きを放つ若手俳優を見出し、その輝きを増す一助となることを目的として新設。東京国際映画祭に出品されたすべての作品を対象に、日本と世界の若手俳優の中から4名が選出され、石井裕也監督最新作『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』の主演・石橋静河が見事に第1回目の「東京ジェムストーン賞」に輝いています。
自分の名前を呼ばれて登壇した石橋は、青を基調としたドレスを身にまとい、やや緊張した面持ちでステージに登場。会場に向けて深く頭を下げ、トロフィーをしっかりと受け取ると、「このような賞をいただくことができて、本当にうれしく思います。わたしはお芝居を始めてまだ日が浅いのですが、出会う人や出会う作品、このような機会などに本当に恵まれていて、幸せに思います」と真っ直ぐな眼差しで受賞の喜びをコメント。
石橋さんは、4歳からクラシックバレエをはじめ、2009年にボストン、カルガリーにダンス留学後、2013年に帰国。2015年に帰国後は、映画や 舞台で俳優としての活躍の場を広げ、2017年には『PARKS パークス』(17)や、『うつくしいひと サバ?』(17)などが続々と公開。今後が期待される新人女優。作品と共に注目してみては?
―― 面白い未来、探求メディア 『ガジェット通信(GetNews)』