
10月3日から6日にかけて幕張メッセで開催される展示会『CEATEC JAPAN2017』。バンダイは、『機動戦士ガンダム』に登場するロボットの“ハロ”をAIロボット化。バンダイナムコグループによるITエンターテインメントサービス『BN・Bot PROJECT』第1弾製品『ガンシェルジュ ハロ』として参考出展しています。
『機動戦士ガンダム』の知識が豊富なAI搭載の対話型コミュニケーションロボットで、キャラクターの世界観に特化した会話ができるのが最大の特徴。

「ザクについて教えて」と話しかけると「ザク、ジオン軍のMS」と答えたり、『ガンダム』に関するクイズを出題してくれます。ブースで筆者が話しかけてみたところ……。
筆者:カイ・シデンについて教えて
ハロ:カイ・シデンさん、はい。ガンキャノンのパイロットとして活躍
ちゃんと会話が成立しています。アニメ『機動戦士ガンダム』の内容に特化した会話AIの開発には、日本アイ・ビー・エムが協力。ハロの声は、劇場版『機動戦士Zガンダム』3部作、『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』などでハロの声を担当する新井里美さんによるもの。


本体は直径約19cm。目や口がLEDライトで光るほか、体を前後左右にゆらしたり、体を水平方向に回転して話している人の方を向くなどの動作が可能。本体の設計と生産はVAIOが担当しています。

手や足のパーツを装着して飾ることも可能。スマートフォンと連動して、Bluetoothスピーカーや目覚ましとして利用する用途も想定しています。
『ガンシェルジュ ハロ』は2018年の発売予定で、価格は未定。ちなみに『ガンシェルジュ』は、「ガンダム」と「コンシェルジュ」の造語とのこと。
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