みなさん、こんにちは。自称フォトライターのyasuu_kusayanです。
会社員の人たちは盆休み期間中の方が多いと思います。
お子さんがいる方はこの期間を利用して、野山へキャンプに出かける方もいますよね。
普段触れることがない自然の中で、いきいきと駆け回る子供の姿をカメラに収めるお父さん。
少し視線を変えて、小さな昆虫にレンズを向けてみてください。
街中では見ることができない珍しい昆虫を撮影できるかもしれません。
学校の自由研究として、お子さんに撮影させてみるのもいいと思いますよ。
昆虫には撮影しやすいものと撮影しにくいものがいますが、中でもトンボの仲間は比較的撮影がしやすいです。
ときどき羽根を休めるために木の枝に止まるので。
飛行機に似た体形はかっこいいし、写真映えがします。
近づくと逃げてしまうので、撮影には望遠レンズを使います。可能な限り近づいて、ズームを最大限に伸ばして、画面に全身が入るような構図にします。
うまく撮るポイントとして、必ず眼にピントを合わせること。
筆者の撮影フィールドである滋賀県大津市には琵琶湖がありますので、琵琶湖湖岸に限らず、近隣の野山にも様々なトンボが生息しています。
撮影した一部を紹介させていただきます。
・ショウジョウトンボ
池の周囲で飛んでいることが多いトンボです。成熟したオスは真っ赤になります。ショウジョウトンボという名前の由来はここからきています。
・コシアキトンボ
前身は黒色ですが、腹の真ん中だけが白いトンボです。腰が空いているように見えることからこの名前が付いています。始終飛んでいて、枝に止まって羽根を休めることが少ないので、撮影しづらいトンボです。
・ハラビロトンボ
腹が平ぺったいのが特徴の比較的小さなトンボです。ビオトープのような湿地帯でよく見ます。
・オオシオカラトンボ
シオカラトンボをやや大きくしたような感じのトンボ。成熟したオスは真っ青な身体に、白い粉を吹いたように見えます。
こちらはオオシオカラトンボのメスです。シオカラトンボのメスはムギワラトンボとも呼ばれるように、オスとはまったく違った色合いです。
・オニヤンマ
日本最大のトンボです。涼しい森林の小川周辺で見ることが多いです。同じ場所を巡回する習性があるので、捕まえるには通り道で待ち伏せするのがいいでしょう。
画像は巡回中に枝に止まったときに近づいて撮影したものですが、近くて見ると、かなり迫力があります。オニ(鬼)と呼ばれる理由もわかります。
今回、よく見られるトンボの一部を紹介させていただきました。
お子さんといっしょにデジタルカメラで昆虫採集。とても楽しいですよ。
※画像はすべて筆者が撮影したもの。撮影場所:滋賀県大津市
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(執筆者: yasuu_kusayan) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか
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