(※センベロ編はこちら)http://getnews.jp/archives/1828750
一旦1番街のメインストリートへ戻り、北方面へとしばらく進むと、目立たない場所に妙なものを見付けました。
どうやらビルの屋上に設置されている神社? のようです。
実はこの物件、あまり目立つもののない、一番街西側を案内している最中にたまたま発見されたものです。恥ずかしながら、今まで気付いたこともありませんでした。
1番街の通りに戻り探してみたところ、神社の写真と方向を示す矢印があるものの、明らかに集合住宅の入り口、というビルを発見しました。
入って大丈夫なものだろうか、と恐る恐る矢印を辿ってみると、その先にも矢印での方向指示が続いていますが、どう見ても単なる集合住宅です。ゲーム『SIREN2』を彷彿とさせる不気味さが広がります。
おそらくそういう場所なのだろうとは納得しながらも、まだまだ不安は捨てきれません。ひとまずは矢印の導きのまま階段を上り続け、辿り着いたのは屋上でした。出口から周辺を見渡したところでは何もありませんでしたが……。
よくよく探してみたところ、向かいのビルの屋上に、あの写真にあった神社が真下に見える一角が見つかりました。そしてフェンスには、十分に腕を差し入れ伸ばせる程度の穴が開いており、おそらく「ここからお賽銭を投げて箱に入れてみろ」ということでしょう。
突然ですがゲームのはじまりです。1人3投、お賽銭を箱に入れた人の勝利となります。
私たけしなとガジェ通のオサダさん、何事もなくしめやかに失敗。
その一方で、ガジェ通森あんなさんは一発で成功! さすがのバスケ経験者、やっるぅー。
謎の神社へのお参りを済ませた後、向かったのは『だんぼ』という、“気の抜ける”喫茶店です。このように、手書きのオススメメニュー店外にたくさん貼り出されています。
中のメニューでもそうなのですが、律儀にカップとサラダのイラストが全てに描かれています。「アピールすべきはそこじゃないのでは……」と思いつつも、よくよく見ると各々に違いがあり、メニュー1枚ずつ丁寧に描かれているようで、なんだかほっこりします。
気の抜けたメニューとは裏腹に、価格は安く味も確かな純喫茶ですので、赤羽探索の休憩にぜひお立ち寄り下さい。
こちらは先程の喫茶店からもほど近い、赤羽駅から少し離れた場所にあるアーケード街です。ここは地元の方々が生活用品などを買い求めに来る場所で、飲み屋よりも地元向けの小売店が数多く並んでおり、なかには年季の入ったいい感じのお店も見受けられます。
アーケード内にはオブジェがいくつか展示されており、こちらはSF映画『メッセージ』でも有名なお菓子「ばかうけ」のオブジェです。嘘です。
赤羽探訪記時、次回(7/15公開予定)に続きます。
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(執筆者: たけしな竜美) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか