本国フランスで公開されるやいなや、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』、『モアナと伝説の海』などと並び4週連続TOP10入り。抱腹絶倒のスマッシュヒットを記録した『ボン・ボヤージュ~家族旅行は大暴走~』。7月22日より日本公開となります。
待ちに待った夏休み、自慢の新車で念願のバカンスに出発したものの、まさかのブレーキ故障で車が止まらず大暴走するコックス一家のハプニングとスリルに満ちた爆笑ドライヴがスタート! 本作は『アーティスト』のアカデミー賞受賞スタッフが贈る、まさかのハートフル密室コメディ。笑い・暴走・アクション・スリル・家族の絆など、ありとあらゆる要素をぶち込み、真夏でボンヤリした皆様に喝を入れてくれること間違い無しです。
“大暴走”のタイトルどおり、ブレーキ故障で時速160kmで高速道路を駆け抜ける自動車。予告編ではその暴走の一部を見ることが出来ますが、なんとこの撮影、グリーンバック未使用! 全長なんと115㎞にもなるマケドニアの高速道路を貸し切り、オールロケでの撮影を実施したのだとか。
【動画】ハートフルおバカ密室コメディ『ボン・ボヤージュ~家族旅行は大暴走~』衝撃のメイキング
https://www.youtube.com/watch?v=w4yQoD_HDZc
その撮影で大活躍したのが“トップライダー”と呼ばれる特殊な運転システム。大暴走する愛車“メデューサ”のルーフ上になんと2つ目の運転席を設置。専門のドライバーがそのハンドルを握ることで、車中の俳優は演技に集中できるとともに、猛スピードでガードレールに接触するシーンではリアルな反応を引き出すことに成功!
メイキング動画で映し出されるのはゴーカートのような吹きさらしの“トップライダー”に乗り込むドライバー。彼こそがこのシステムの考案者パスカル・ラヴァシー。さらに撮影スタッフと細かな打ち合わせの様子や実際にガードレールに車体をこする様子、フリーウェイを爆走する様子などが。パスカルは「実際に車がレールにぶつかりそうになるから、車内の俳優の反応も大きかった」「演技なのか本当に驚いているのか分からなかったよ」とその迫力に満足げな様子です。
ものすっごい撮影手法で撮られた本編がどんな仕上がりになっているかは、ぜひ劇場でお確かめください!
『ボン・ボヤージュ~家族旅行は大暴走~』
監督:ニコラ・ブナム 製作:トマ・ラングマン『アーティスト』
出演:ジョゼ・ガルシア『グランド・イリュージョン』、アンドレ・デュソリエ『アメリ』『ミックマック』、カロリーヌ・ヴィニョ
(C)2016 Chic Films – La Petite Reine Production – M6 Films – Wild Bunch