6月17日に行われたAKB選抜総選挙の開票イベントにて２０位にランクインした「りりぽん」こと須藤凛々花さん。スピーチでは前代未聞の「結婚宣言」を行い、ネット上を中心に大騒動となった。
大島優子さんが『Instagram』ライブ配信で「何考えてんのかしら」と語り「FUCK」と書かれた帽子を映したことをはじめ、元AKBメンバーやさまざまな人がこの件に関してコメントをしている。
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そんな中、須藤さんが昨年上梓した処女作で、政治社会学者・堀内進之介さんとの共著「人生を危険にさらせ！」が一部で話題になっているようである。ニーチェの言葉で、須藤さんの人生のテーマでもあるという「人生を危険にさらせ」。今回の騒動と照らし合わせると何とも趣深い。
ちなみに堀内さん(@Homocriticos)は「結婚宣言」スピーチの後、
いま、咄嗟に思い出すのは、これ。
「愛からなされることはいつも、善悪の判断の向こう側にある」
by ニーチェ
—堀内進之介 (@Homocriticos) 2017年6月17日
いま、咄嗟に思い出すのは、これ。
「愛からなされることはいつも、善悪の判断の向こう側にある」
by ニーチェ
とツイートしてたりする。
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http://getnews.jp/archives/1548460[リンク]
「Amazon」では昨年３月末に発売となった書籍は6月19日の時点で売り切れであるが、今年4月発売の文庫版は在庫があるようだ。総選挙後、寄せられたレビューには
結婚発表
第9回AKB総選挙での突然の結婚発表。
投票してくれたファン、48グループを裏切り、自ら人生を危険にさらす事を実践してくれました。
といったものをはじめ、
・著者には哲学より道徳観を持ってほしい
・哲学は恋に勝てない。
といったなものなど、今回の騒動に関連づけたものが並んでいる。
実際のところ、哲学書やアイドル本としての評価はひとまず置いておくとして、今回の「結婚宣言」に至った須藤さんの考えや心境を推し測りながら読むとかなり面白い。興味のある方はチェックしてみてはいかがだろうか。
