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「サッカー愛は両国をつなぐもの」 W杯予選に向けた在イラク日本大使のメッセージが絶賛される


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日本時間2017年6月13日に開催されたワールドカップ・アジア予選イラク対日本戦は、前半にFW大迫勇也選手のゴールによって先制するも、後半に追いつかれて1-1のドローという結果に。これで日本はB組首位をキープし3位以上も確定。2017年8月30日に行われるオーストラリア戦に勝利すればW杯出場が決まることになります。


そんな中、試合の前日に在イラク日本大使館の『Facebook』ページが岩井文男大使のメッセージ動画を投稿。再生数55万、23000以上の「いいね」、7200件以上がシェアされていて話題となっていました。



岩井大使は「暑い日が続きますが、断食で体調を崩さないでください。明日には大事なサッカーの日があります。しかし私はどちらのチームを応援するか迷っています。私にとってイラクは第二の祖国ですから。でも、サッカーを愛することは日本とイラクをつなぐもの。皆で両方のチームを応援して、選手達に良いプレーをしてもらいましょう」とユダヤ=イラク・アラビア語で語り、「イラクが勝てば私は祝福します。日本が勝った時は、これからの試合で日本代表を応援してください。試合を一緒に楽しみましょう」と結んでいます。


これに対して、とりわけ多くのイラク人が話す言語していることについて「日本の大使が自分たちの言葉を使っていることが嬉しい」といった声や、「大使のマナーは素晴らしい」といったアラビア語でのメッセージが多数寄せられ、イラク代表のユニフォームを着ていたことについても賞賛の声が上がるなど絶賛されていました。


イラク大使館公式ページは、試合後には次のようにメッセージ。



「私たちは獅子(イラク)と侍(日本)が見せたパフォーマンスを楽しみました。またイラクと日本が試合をすることを願っています」というメッセージに対しても、アラビア語での「ありがとう」といった返信が多く投稿されていました。


怪我人も出て日本代表にとっては厳しい戦いとなったイラク戦ですが、両国の交流という意味ではノーサイドで清々しいものになったと言えるのではないでしょうか。


※画像は在イラク大使館の『Facebook』ページより

https://www.facebook.com/465317093606180/videos/889704721167413/ [リンク]


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