映画『ザ・ゲスト』のアダム・ウィンガード監督が、映画『Godzilla vs. Kong(原題)』の監督に指名された。
同作は、レジェンダリーと米ワーナー・ブラザースによる「モンスターバース」と呼ばれるプロジェクトのひとつで、テリー・ロッシオが脚本を執筆中だ。全世界で5億6560万ドルの興行収入を記録した映画『キングコング:髑髏島の巨神』の成功を受けて発表された。また、レジェンダリーとワーナーは、ミリー・ボビー・ブラウン、カイル・チャンドラー、ヴェラ・ファーミガらが出演する映画『Godzilla: King of the Monsters(原題)』も準備中だ。
タイトルから分かるように、同作は2頭の巨大なモンスターの戦いとなる。『Godzilla: King of the Monsters(原題)』と『キングコング:髑髏島の巨神』の出演者たちが『Godzilla vs. Kong(原題)』で再演するかどうかは現時点では分かっていない。
『Godzilla vs. Kong(原題)』は2020年5月22日(現地時間)に米劇場公開する。
2015年後半、レジェンダリーとワーナーは、キングコングとゴジラの全映画をレジェンダリーが開発し、ワーナーが配給すると発表し、『キングコング: 髑髏島の巨神』からプロジェクトを開始した。レジェンダリーは当初、米ユニバーサル・ピクチャーズと配給契約を交わしていたが、『ゴジラ』と『キングコング』シリーズを再編するために権利をワーナーに戻した。
ウィンガード監督が手掛けた最近の公開作品はリブート版映画『ブレア・ウィッチ』で、今はホラーコミックをもとにしたNetflixの映画『デスノート』の撮影を終えたばかりだ。監督は、CAA、プラットフォームのジェレミー・プラット、モリス・ヨーンの弁護士トッド・ルーベンスタインと代理人契約を結んでいる。