3月23日(現地時間)、USCテック・カンファレンスで、米ウォルト・ディズニー・カンパニーのCEOボブ・アイガーが、今後公開される映画『スター・ウォーズ』シリーズについて詳細を明かした。
カンファレンスでアイガーは、2019年には 「間違いなく」自身の任期は終わっているとしながらも、エピソード8となる映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』を見て、作品に広く登場するキャリー・フィッシャーの死をどのようにディズニーが取り扱っているかについて言及した。
アイガーは、「フィッシャーの死に対処するためにエピソード8の物語を変更することはしていません。彼女のパフォーマンスはエピソード8に残っています」と語り、「私たちは映画『ローグ・ワン』でデジタル的なキャラクターを少し作りましたが…キャリーではそれはしていません」と、続けた。
またアイガーは、今後公開されるハン・ソロのスピンオフ映画について、18歳から24歳までのソロの人生を追ったものになると明かした。アイガーは、作品でソロが、「ある乗り物を手に入れ、ウーキーと出会うシーン」があると明かし、「彼がどのようにして、ハン・ソロという名前を手に入れたのかがわかるでしょう」と、語った。
ルーカスフィルムを買収した当初、ディズニーは、3部作の新しい『スター・ウォーズ』シリーズを想定していた。しかし現在、ディズニーのクリエイティブ・チームはエピソード9をはるかに超える『スター・ウォーズ』シリーズの物語に取り組んでいるとアイガーは語った。アイガーは、チームが、「15年先の『スター・ウォーズ』がどうなるのか」を考えていると語った。
アイガーは、『エピソード8』の他の部分については固く口を閉ざしたが、10代の息子たちにプロジェクトの秘密が漏れないように、時々ベッドカバーの下でラップトップを開き、フィルムを確認しているという。