独特な風味と香りがおいしいニンニク。丸ごと焼いて食べる料理法もありますが、一番多いのはスパイスや薬味として使用するパターンですよね。1回に使う量が1~2片だと、どうしても使いかけが残ってしまうケースが多いでしょう。ただし、外皮をむいてしまったニンニクはそのままだと数日しかもちません。では、一体どうするのがベストなのでしょうか?今回は、ニンニクの賢い保存方法についてご紹介したいと思います。
保存期間が2~3カ月になるニンニクの保存方法
丸ごとのニンニクなら、網袋に入れて風通しの良いところにつるすのが簡単で良いのですが、使いかけのニンニクの保存方法は悩んでしまいますよね。 そんなときはこちら!
使いかけニンニクの冷蔵保存のポイント
薄皮を全部むき、1片ずつキッチンペーパーで包んでから保存用の袋に入れて冷蔵庫の“チルド室”に入れておくのがベスト!新鮮なうちに保存することが大切です。
これで約2~3カ月はもつようになります。常温のまま放置すると数日で芽が伸びてきてしまうので、やはりきちんと保存するようにしたいですね。
面倒な人は冷凍庫へ
薄皮を全部むいてから冷蔵するのが面倒なときは、ひとまず皮つきのまま1片ずつに分けて冷凍保存袋に入れて冷凍庫へ。
使うときには凍ったまま根元部分をちょっと切り落として、包丁で皮をめくるようにむきましょう。
カットしたニンニクなら冷凍保存がグッド!
では、すぐに料理に使えるようにカットしたニンニクはどのように保存すべきなのでしょうか?
カットニンニクの冷凍保存のポイント
ラップなどにまとめて包み、冷凍用保存袋に入れて、平らにして保存します。
冷凍すれば、このまま約1カ月は保存でき、凍ったまま鍋に入れられるので簡単&便利!
この場合は、みじん切り、薄切りなどカット別にしてまとめ、冷凍保存がベターなんです!
最後に
ニンニク料理は老若男女問わず、多くの人に愛されていますよね。スタミナ源としても活用でき、ちょっと使うだけでも、香ばしい味わいに仕立ててくれるので、重宝する野菜です。 料理の風味づけや味のアクセントに欠かせないニンニク。切り方や保存方法など、上手に使うコツをご紹介します!
正しい保存方法をマスターするだけで、ぐっと使いやすくなりますよ!ぜひ今日から参考にしてみてくださいね。【ニンニク】保存方法と料理に使うときのコツ
最終更新:2018.02.07
文:齊藤カオリ
写真:小林友美
監修:カゴメ
参考文献:『ひと目でわかる! 食品保存事典』島本美由紀著(講談社)
『新・野菜の便利帳』板木利隆監修(高橋書店)
『旬の野菜の栄養事典』吉田企世子監修(エクスナレッジ)/全229種の野菜の糖質量を完全網羅。身近な野菜の栄養がすぐに分かる!15年ぶりの大幅改訂となる「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」対応。
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