12月29日(現地時間)、米ツイッターのCEOジャック・ドーシーは、同社が今後、ツイッター上でユーザーが投稿済みのツイートの編集機能を実装しようとしていることを伝えた。ドーシーは、ツイッターがツイートに編集機能を持たせることを“検討している”と述べ、“編集の一形態”が必要だと語った。
ドーシーは、ツイッターユーザーとの間の一種の臨時公開ミーティングの一環として発言し、サービスを改善するためのフィードバックを求めた。それによると、ツイートの編集ボタンの要望が多くあがり、ドーシーは、同社が送信済みのツイートの誤植を修正するために、時間制限付きのウィンドウの実装を進めていると伝えたようだ。
ドーシーは、ユーザーに同じツイートの異なるバージョンへのレビュー機能を与えるための変更履歴の必要性も含めて、投稿してから数時間もしくは数日後のツイートを編集出来るようにすることはより複雑な解決策に繋がると主張している。
ユーザーはまた、ツイッターにおける過去の主要な争点の一つであった、憎悪や迷惑行為のコメントに対する対抗策を強化するようドーシーに繰り返し求めた。ツイッターはこれまで、フリースピーチ賛同者を支持しており、ユーザーは、しばしば同社の利用規約に反する行為が対処されていないと不満を抱いていた。しかし、2016年にツイッターは、ツイッター上から目立つ右翼過激派を追い出した。12月29日(現地時間)にドーシーは、これらの試みに対してより透明性をもたらすことはツイッターにとって“重要な優先事項”であると述べた。
ドーシーはまた、今後のサービス変更についても言及した。ドーシーが必要に応じて承認したいくつかの機能には、消化しやすい大量ツイートや会話のより良いスレッド化も含まれた。さらにドーシーは、同社がニュース速報のカスタマイズ化やダイレクト・メッセージの改良に取り組んでいることも述べた。ドーシーはまた、ツイッターチームがツイートのブックマーク機能に取り組んでいることを付け加えた。