アイコニックなキャラクター、ララ・クロフトをアリシア・ヴィカンダーが演じる人気ビデオゲームをベースとしたリブート版映画『トゥームレイダー』に、ウォルトン・ゴギンズが出演することになりそうだ。現在ゴギンズは、米ワーナー・ブラザース、MGM、GKフィルムスと交渉の最終段階に入っている。
ワーナーはノルウェー出身のローアル・ユートハウグが監督する本作を、2018年3月16日に公開すると発表した。
ゴギンズはヴィカンダーの敵役を演じる予定だ。
MGMは、グレアム・キング率いるGKフィルムスと提携して人気ゲーム『トゥームレイダー』の長編映画を開発する権利を獲得し、2013年からプロジェクトに参加した。2011年に、スクウェア・エニックスから『トゥームレイダー』の権利を獲得したキングは、本作のプロデューサーを務める予定だ。
オリジナルのテレビゲーム『トゥームレイダー』は、当時ロンドンに拠点を置き現在はスクウェア・エニックスの一部であるアイドス・インタラクティブが1996年に発売した。ゲームは累計で3500万本以上の販売を記録。2013年にスクウェア・エニックスは 、若き日のララ・クロフト(21歳)が、興奮満点の冒険やアクション満載の初めての大冒険に出るというストーリーのリブート版ゲームを発売した。
米パラマウント・ピクチャーズは、アンジェリーナ・ジョリー演じるイギリス人考古学者が主役となる映画作品を2001年と2003年に公開し、全世界で4億3200万ドルの興行総収入を記録した。
ワーナーは、MGM、GKフィルムスと並んで本作をプロデュースする。
ゴギンズは、先日ファースト・シーズンが終わりセカンド・シーズンが予定されているHBOのダークコメディ・ドラマ『Vice Principals(原題)』で多忙な一年を過ごしていた。映画作品では、クエンティン・タランティーノ監督の映画『ヘイトフル・エイト』に出演した。来年にはネイビー・シールズのチーム・シックス(アメリカ海軍の特殊部隊、DEVGRU)の活動を描くテレビ番組の歴史ミニシリーズ『Six(原題)』の放映が待たれる。
ゴギンズはICMパートナーズ、ダリス・ハッチ・マネジメントと代理人契約を交わしている。