猪野広樹「生まれてから一度も早寝早起きをしたことがないです」
話題の舞台に多く出演し、いま注目の俳優・猪野広樹が『猪野広樹カレンダー2019.04-2020.03(KADOKAWA)』)をリリース。その発売を記念したイベントが、23日に都内で行われた。平成最後の年に発売されたカレンダーらしく、レトロな世界観にこだわったカレンダーに仕上がっている。
お気に入りのカットはチェックの23スーツ
昨年12月初旬に都内の下町を中心に撮影をした今作。「テーマが昭和レトロなので、上野とか北千住とか下町感が出るようなところで撮りました。あえて銭湯や喫茶店などレトロな雰囲気が出ているところを選んでみました。老舗と言われるようなところも探しましたね」と説明。
その中でも一番のお気に入りと猪野が話すのは、3月のカット。「個人的にはセットアップの服がブームなので、チェックのセットアップのスーツを選んでみました。場所も昭和初期をイメージした場所で撮らせていただいたので、いい雰囲気が出ているので好きですね」と紹介した。
昭和レトロのイメージについて聞かれると「昭和の時代的なことで考えると、今より人が暖かいイメージで、時間もゆっくり流れていて、小さいコミュニティーですけど、人とのつながりがある印象です。個人的に昭和とかレトロの憧れはあります」とコメントした。
カレンダーといえば飾る場所も重要とのことから、「ベッドの枕の上に飾ってほしいです。起きたときに目を合わせてもらえるといいですね。一冊の方はそこで、あと複数買ってくれた人には、トイレとシャワールームとリビングと各部屋に飾っていただければと思います」と呼びかけた。
平成から新しい年号になり、新しい時代が始まることで、猪野が今後チャレンジしてみたいことについて尋ねられると「僕は平成4年に生まれて、この26年間に一度も早寝早起きをしたことがないんですよ。次の元号がなにになるかわかりませんけど、早寝早起きに挑戦しつつ、やったことない仕事に挑戦していきたいです」と目標を掲げた。
平成を振り返って一番印象的な出来事については、「イチローさんの引退ですかね。ビックニュースですよ。事務所に入ったことも個人的にビックニュースで人生の節目でもありましたけど、やはりイチローさんの引退で僕の平成は全部持っていかれました。まさか引退すると思っていませんでしたから。イチローさんも人間なんだと思いました。ずっと好きでした」としみじみ語った。
最後に猪野は、「平成も終わるので平成っぽいカレンダーにしようと思いましたけど、もうちょっと自分が体験したことがない時代までさかのぼっていこうと思いました。言葉ではこんなことを言っていますけど、カレンダーの中ではラフな表情だったりもしていたり、みなさんの中でシンプルに楽しんでいただきたいです。そしてみなさんの誕生日月がお気に入りのカットにあればいいと思っています」とアピールした。
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発信地・日本
<文・デザート編集部>