
シンガー・ソングライターの長渕剛(68)が、7月16日に自身のInstagramでツアー「HOPE」岡山・倉敷市民会館公演での感動と、長男でラッパーのWATARU(航)との深い絆を明かし、大きな反響を呼んでいる。
長渕は倉敷公演について、「先ほど倉敷市民会館が大きくうねった。俺は涙が流れた。声が枯れた。叫んだ。みんなと最初から最後まで2時間歌い狂った」と、会場の熱狂ぶりと自身の渾身のパフォーマンスを臨場感たっぷりに描写した。「第二の故郷岡山で日の丸が舞っていた。ぎっしり埋めつくされたオーディエンスたちは愛に満ちていてみんなきれいな笑顔だ!」と、ファンへの感謝と喜びを溢れさせた。ツアー「HOPE」は春からスタートし、回を増すごとに異様な熱気に包まれ、客のパワーが加速しているという。長渕もまた、「負けねえから!!俺もガンガン、ピッチあげた」と、ファンとの一体感の中で全力を尽くしている様子だ。
そして、このツアーを支える重要な存在として、長男のWATARUの献身的なサポートがあったことを明かした。長渕は、「『おとん!息吐け!そうそう、全部全部、、そう、吐いて、、』このツアーを乗り越えてきた背景には、この男の存在があった」とWATARUの言葉を引用。WATARUはライブ会場に一足早く入り現場スタッフと打ち合わせを行うなど、長渕がステージに集中できるよう、きめ細やかなサポートを「名セコンド」として務めているという。
さらに深い親子の絆が垣間見えるエピソードとして、ツアー開始前のWATARUからの電話に触れた。「もしもし!おとん!」「一人で悩むなよ!大丈夫か?」と、長渕の心の状態を察したWATARUが連絡をくれたという。不安を抱えていた長渕は、「俺は不覚にも電話口で泣いた」と、息子の温かい言葉に思わず涙したことを告白した。「俺がいるから。俺がおとん守るから。ツアー、帯同お願いします」というWATARUの力強い言葉は、長渕にとって何よりも心強いものだったに違いない。幼い頃から共に極真空手に明け暮れた「同胞」であり、現在新極真空手二段でもあるWATARUは、父の厳しい道のりを理解し、寄り添い続けている。
投稿の最後には、「俺たち2人はラスト広島へ向かう!」と、二人三脚でのツアー完走へと向かう熱い決意が綴られている。この感動的な投稿に対し、コメント欄には「素晴らしい親子愛です」「剛さん、WATARU君涙溢れる 素晴らしい親子の絆」など、多くのファンから共感と感動の声が寄せられた。長渕剛とWATARU親子の絆は、見る者の心を揺さぶり、さらなる感動を予感させる。