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楳図かずお先生へ捧ぐ、中川翔子の深遠なる追悼文 「グワシ!」ポーズとともに


タレントの中川翔子が、漫画家楳図かずおのお別れ会に参加し、Instagramで感謝と別れの気持ちを綴りました。彼女は楳図作品から受けた影響について語り、作品内の恐怖と愛が自身の人生に深く根付いていると表現しました。また、楳図の代表作『漂流教室』の主人公に由来する自身の名前や、楳図からもらった励ましの言葉の思い出を共有しました。さらに、楳図の作品が持つ芸術性を称賛し、先生の功績は漫画の枠を超えた新しい芸術の形であり、未来にもその愛とクリエイティビティを伝えていくことを誓いました。

タレントの中川翔子(40)が5月28日、自身のInstagramを更新した。

同日に開催された楳図かずお先生のお別れ会に参加したことを報告。楳図先生への深い感謝と別れの言葉を綴った。また、その前に訪れた吉祥寺ユニクロの情報もファンに伝えている。

投稿冒頭で「グワシ!!」と、楳図作品を象徴するポーズと挨拶から始まった。

中川は、吉祥寺のユニクロで6月1日まで開催されている、楳図かずお先生のイラストをカスタムできるTシャツイベントに言及。「やっと行けたのにディズニーみたいな行列で時間間に合わず、、カスタムできなかったけどチキンジョージTシャツ買いました」と、人気の高さゆえにカスタム体験はできなかったものの、Tシャツは購入したことを報告。「みんな悔いなく急いで吉祥寺ユニクロにかけこめー!」とファンに呼びかけ、「メッセージシールを貼ってきましたよ!」と、自身がメッセージを残したことも明かした。ユニクロでの写真では、楳図かずお先生のパネルと並んで、元気いっぱいの「グワシ」ポーズを披露している。

その後、投稿は楳図先生へのお別れの言葉へと続く。中川は「今日は、わたしの神様 楳図かずお先生のお別れ会でした。本当にお別れなんて、まだ信じられません」と、悲痛な胸の内を吐露。

「怖がりな私が、子どものころからずっと心奪われていたのは、先生の作品に流れる、『こわい』だけではない、その奥にある深い愛と、どこまでも広がるイマジネーションでした」と、楳図作品の真髄への洞察を語った。自身の名前「翔子」の「翔」という字が、楳図先生の代表作『漂流教室』の主人公「翔ちゃん」から名付けられたことも明かし、「どんな過酷な未来でも、生き抜く強さを願って。私は、先生の作品とともに育ち、人生の節目にいつも、先生の物語の中に立っていました」と、楳図作品が彼女の人生に深く根ざしていることを強調した。

小学生の頃の模写体験、怖がりながら読んだ夜、そして初めて出会った日の思い出を詳細に語った。特に、楳図先生が「またね」と笑顔で言ってくれた一言が、これまで自身の命を何度も救ってくれたと明かし、その言葉が彼女を支え続けてきた原動力であることを感謝した。

花やしきでの“デート”の思い出も忘れられないようだ。楳図先生が自作の「グワシの手」を投げっこしようと提案し、少年のようなキラキラした目で笑いながら遊んでくれたエピソードを披露。「“ホラーの巨匠”なのに、こんなにピュアで、あたたかくて、あの時間は、私にとって一生の宝物です」と、先生の人間性に触れた。

また、『わたしは真悟』の生原稿を拝見した時の衝撃も語っている。「息を呑むほどの緻密さ、美しさ。インクの一滴一滴に、世界にまだ存在しない未来とイマジネーションが詰まっていて、まさに、誰にも真似できない、先生にしか紡げない宇宙がそこにありました。あれはもう「漫画」の域を超えて、芸術そのものでした」と、その芸術性を称賛した。

最後に、楳図先生が「恐怖」を通じて、人間の弱さ、愛、孤独、未来への願いをアートとして届けてくれたと振り返り、「楳図かずお先生は、“漫画”という概念を超えて、この世界に新しい芸術を生み出した、アートの歴史における偉大なる特異点だと思います」と、その功績を最大限に讃えた。

そして「先生は、先生が生まれた時から最期の瞬間まで漫画、アートという世界に命をそそぎ沢山の素晴らしい作品を生み出して世界に届けてくださいました。その作品たちのように、先生もまた、永遠の存在になられたのだと思います」と、永遠の存在になったと確信しつつも、「だけど、もう直接 またね!と言っていただけないのはやっぱりとても寂しい、悲しいです」と素直な心情を明かした。

最後に会った時のエピソードにも触れ、創作への情熱を燃やす先生の姿が印象的だったと語った。

中川は、楳図作品と魂を「地球が回り続ける限り、次の世代へと愛を叫び続けます」と語り継ぐことを誓い、それが最大の感謝であり愛の証だと述べた。

「先生、本当にありがとうございました。グワシ!サバラ!そして――またね!」との言葉で結び、故・楳図かずお先生への心からの感謝と無限の尊敬の念を表し、長い追悼文を締めくくった。

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