7月27日放送の『情報ライブ ミヤネ屋 』(読売テレビ・日本テレビ系)で、台湾の卓球選手・江宏傑氏(34)が、元妻で元卓球選手の福原愛(34)に対し、長男を引き渡すよう呼びかけた緊急会見を報道。番組に出演していた三輪記子弁護士(46)が、福原を擁護するような発言を繰り返し、ネット上から疑問の声が集まっている。
この日、日本の裁判所から「長男の引き渡し」を命ずる内容の審判結果が出たものの、福原が応じないとして都内の日本外国特派員協会で緊急会見を開いた江氏。福原は昨年、面会交流のために長男を台湾から連れて帰り、以来、江氏と連絡を絶っているという。
なお、会見には大渕愛子弁護士(45)も同席。今月20日に出た審判結果では、子の引き渡しを命じるものにくわえ、「ただちに子どもを引き渡すように」という保全命令も出たとのこと。現在、すでに強制執行の申し立てを行ったというが、子どものことを考え、あくまで任意の履行を求めているとのことだった。
一方、福原は会見前に自身のSNSで、台湾の裁判官から「内容を公にしないよう」指示が出ているという代理人弁護士の文書をアップしている。
この江氏の会見についてスタジオに出演していた三輪弁護士は、「(会見は)この引き渡し審判の結論が出たということだと思うんですけど、これが家庭裁判所段階の審判なのか、あるいはそれが高裁まで行っているのか、それが確定したのかというところまでは、これだけでは分からないですよね」と指摘。「ただ、そういう内容が出たというのがスピーチの内容ですよね」と疑問を呈した。
また、福原のSNS発信についても「これは福原さんの言い分で、江さんは江さんでまた違う言い分をお持ちなんじゃないかなと思いますけどね」と持論を展開。「保全命令」について、「緊急性が高い場合に裁判所がひとまず命ずるもの」とし、「保全命令なんで、審判の確定したものではない」と解説した。
さらに最後には、「保全命令が出ただけですのですぐに引き渡すかって言うと、それ(引き渡し)が確定したわけではないって考えてるのかもしれないですね」と福原側の立場からのコメントを代弁していた。
三輪弁護士のこの一連の発言にネット上からは、「誘拐なんだが?必死で擁護してるのはなぜ?」「この弁護士言ってることおかしくない?」「三輪ってほんとに弁護士なの?的確なコメント一切ないのな」という声が集まっていた。
果たして福原は裁判所の命令に応じるのだろうか。