7月21日放送の『あさイチ』(NHK総合)に元朝日新聞記者でジャーナリストの稲垣えみ子氏(58)が出演。「お金や便利なモノに頼らない生き方」を紹介したものの、ネット上からツッコミが集まっている。
この日、「プレミアムトーク」のコーナーに出演した稲垣氏。現在、冷蔵庫なし、洗濯機なし、ガス契約なし、エアコンなしといった「持たない」生活を8年間続けているといい、自著では「最低限の家事で暮らす豊かさ」を語っているとのこと。
VTRでは、ガス契約していないため、使わない風呂場を物置のように使ったり、冷蔵庫がないため、買ってきた野菜はまずベランダで干したりしているという生活が紹介された。
また、洗濯物はたらいで洗い、掃除はほうきとちりとりで行っているとのこと。唯一使っている電化製品はライトとラジオ、パソコン、携帯だといい、電気料金はほぼ基本料金のみの197円だということが判明した。
「しかし、稲垣氏はガス契約していないため、お風呂は毎日銭湯に通っているそう。また、エアコンがない生活は暑くないのかと聞かれた際には『昼はカフェで仕事してるので。カフェのエアコンで涼んでる』と発言。さらに冷蔵庫がないため、肉や魚が食べたくなったら外で食べていると明かしていました」(週刊誌記者)
この生活にネット上からは、「家でエアコンの方がカフェ代より安いし、銭湯は毎日じゃなくても割高。自炊の方が…結局この人金持ちやから出来るんやん」「電気代200円でも昼間はカフェで仕事って。。電気代のが安くならない?」「節約じゃなくて、お金持ちが趣味でやるミニマリスト」というツッコミが殺到していた。
「普通にエアコンを使い、ガスも契約した方が毎日銭湯とカフェに通うよりも安く済むのは明白。特集では確かに『節約』ではなくあくまで『シンプルライフ』と銘打っていましたが、トータルの生活費が普通よりも掛かるにも関わらず、それを『お金や便利なモノに頼らない生き方』と紹介することに疑問の声が集まっていました。また、スマホとパソコンを持っているにも関わらず電気代が200円ということは、他の場所で充電しているから成り立つということ。このようにツッコミだらけの特集となっていました」(同)
むしろお金に頼り切った生活であると言えるかもしれない。