ジャニーズ事務所を批判した音楽プロデューサーの松尾潔氏(55)を契約解除したことで物議を醸している音楽プロダクション・スマイルカンパニーが5日に公式サイトを更新。契約が「合意により終了」したことを強調したものの、ネット上からは厳しい声が集まっている。
発端となったのは、松尾氏が1日にツイッターで「15年間在籍したスマイルカンパニーとのマネージメント契約が中途で終了になりました」と報告したこと。さらに「私がメディアでジャニーズ事務所と藤島ジュリー景子社長に言及したのが理由です」と明かし、「私をスマイルに誘ってくださった山下達郎さんも会社方針に賛成とのこと、残念です」と告発した。
この告発がネット上で話題になると、スマイルカンパニーは自社サイト上で、代表で作曲家の小杉周水氏(47)名義での「皆さまへ」という文書を発表。その中で、松尾氏との業務委託契約について「双方の合意により終了しましたことをお知らせ致します」と報告した。
さらに松尾氏のツイートについては「今回の契約解除は、松尾氏によるこれまでの社内外での言動等に鑑み、弊社代表である私自身の判断により、松尾氏との協議の上、合意により終了することとなったものです」とやんわりと反論していた。
しかし、この発表にネット上からは、「芸能界怖いね」「みんな児童性虐待は許されない!って言えばいいだけだよ。それを言えないのはおかしい」「だんだん色んな意味で被害が広がってきたね」といった声を集めていた。
なお、契約解除に同意したとされるミュージシャンの山下達郎(70)は9日放送のラジオ番組『サンデー・ソングブック(TOKYO FM)で「大切なご報告」を行うとのこと。果たしてなにが語られるのだろうか。