6月15日の『アメトーーク!』(テレビ朝日系)では、「動画編集やってる芸人」を放送。編集テクニックや芸人たちが明かしたテレビ編集の裏側に「芸人さんの編集めちゃくちゃ凝ってる&こだわりがすごい」「めちゃ勉強になった!」と反響が集まっている。
この日は、自ら動画編集をしている芸人としてお笑いコンビ・品川庄司の庄司智春(47)、チュートリアルの徳井義実(48)、インパルスの板倉俊之(45)、レインボーの池田直人(29)、土佐兄弟の卓也(35)、さらに、お笑いタレントのハリウッドザコシショウ(49)、フワちゃん(29)らが出演した。
おしゃれな編集からSNS、ユーチューブに特化した動画まで、編集する人によって同じテーマでも見せ方が大きく異なる動画編集。庄司は、妻でタレントの藤本美貴(38)のユーチューブチャンネル『ハロー!ミキティ』や『庄司智春チャンネル』の動画も編集しているそうで、相方の品川祐(51)が「庄司は完全に裏方で、ミキティに『はい、そこ座って!』(と指示し)、自分のカメラをワーって(複数)出して、手をパチンとかってやってる」と、「同期」と呼ばれる合図も自分で出していると告白。
板倉が「なんで手を叩く(同期)のするのかっていうと、いくつも撮っているカメラ(の映像)を縦に並べないといけないんですよ。で、時間を一点に合わせないといけない。そのときに何で合わせるのかっていうと、突出した音の波形なんですよ」「パンってやった音のとんがりの波形で合わせると、時間がそろうんです」と、同期の重要性を解説。
撮影前に手をパチンと叩く「同期」は、テレビや映画の撮影シーンでよく見る光景だが、MCの蛍原徹(55)も「はじめて知るわ」と驚いていた。
また庄司は、『マツコ&有吉 かりそめ天国』(テレビ朝日系)のテロップを見て勉強しているそうで、「僕は要所要所で(テロップを)入れたい」と明かし、状況に合わせて色や大きさを変えたり、揺らしたり、効果音をつけたりしていると説明。
「テレビのレギュラーは0本ですけど、編集のレギュラーは3本ありますから!」と庄司がアピールすると、品川も「色彩感覚がいいんですよ」「誰が話したか色で変えて、ちゃんと男性が言った、女性が言ったってわかりやすくしてある」と絶賛。庄司は「こんなに品川に褒められるとは、うれしいなぁ」と喜びつつ、「2005年のときにこういう関係築きたかったなぁ」と明かし笑いを誘っていた。
このほか、同じ画角を利用した編集方法についても実際の編集した動画を紹介しながらの解説があり、ネット上では「動画編集やってる芸人おもろすぎる!共感しまくりだし、勉強になる」「動画編集やってる人は前のめりで見ちゃうと思う! こだわりを知ると動画見るのも余計に楽しくなる〜、そしてとても勉強になる」「庄司、編集の温度感の調整すごいな!?」と感心する声が集まっていた。