『アッコにおまかせ!』(TBS系)で29日、和田アキ子(73)が“ハラスメント”を受けたと主張する一幕があり、視聴者から猛反発を受けている。
この日、番組では歌舞伎役者の市川猿之助(47)が両親とともに倒れているのが見つかり、救急搬送された事件を報道。これに関連し、和田は「ハラスメントって難しいんですよね」と切り出し、「私と勝俣なんか飲んでて、冗談ですけど、コイツ平気で私のことを『ゴリラ』と言いますからね。これはハラスメントだよ、お前」と出演しているタレントの勝俣州和(58)に指摘。
勝俣はすぐに「愛情です」「愛があるからこそのお遊びですから」と返していたが、和田は「他の言い方があると思うけど」と指摘。この和田の発言にスタジオは静かになり、勝俣は「周りにウケるんで、どうしても……」と小さな声で釈明していた。
さらに和田は、この前誕生日会を開き、番組出演者も多く出席してくれたことを告白。和田いわく、「みんなで大盛り上がり」だったそうだが、インフルエンサーのなえなの(22)らが仕事で帰ってしまうと、「それまで大盛り上がりだったのよ。私の誕生日よ? でも(女の子)ふたりが帰ったらみんな静かになった」と明かした。
この現象に和田は「これもハラスメントじゃないの?」と訴え。勝俣は「帰りたかったって気持ちをぶつけてみた」と冗談半分で明かしていた。
しかし、この一連のやり取りにネット上からは「お前が言うかそれ」「今のはパワハラじゃないの?」「下のものが上のものにハラスメントできる訳ねーだろ」「自分がパワハラしまくりなのに被害妄想かよ」といった声が集まっていた。
“芸能界のご意見番”とも呼ばれる立場の人間が、立場が下の人に対しハラスメントを主張すること自体もハラスメントなのかもしれない。