5月2日放送の『マツコの知らない世界』(TBS系)で「沖縄そばの世界」を特集。紹介された沖縄そばの定義に視聴者から疑問の声が集まっている。
この日のプレゼンターは元県庁職員で、300杯以上の沖縄そばを食べ歩いたという山城晋平さん。いまラーメン店が続々と沖縄に参入しているといい、生き残りをかけて沖縄そばも進化しているとのこと。
一方、MCのマツコ・デラックス(50)はこの15年沖縄に行っていないとのこと。沖縄そばといえば、具材に三枚肉などが入っているのが特徴。肉が苦手なマツコだが、「沖縄そば本体は大好き。おそばとお出汁自体は」と明かしていた。
しかし、この日紹介された沖縄そばは、「超進化系沖縄そば」。基本の沖縄そばはかつお出汁と豚骨出汁をミックスしているものがベースになっているが、まず紹介されたのは「担々そば」と「チーズ入り」。マツコも「想像もできないんだけど」「怒られたわ! そんなことしたら。15年で変わるのね」と困惑気味だった。
しかし、沖縄そばの進化はそれに留まらず、カツオ出汁や豚骨出汁を使わない「鶏そば」や、貝柱などの出汁と豚骨白湯をミックスさせた「貝出汁沖縄そば」を紹介。
さらには納豆と山芋を混ぜて、めんつゆをかけて食べる冷製沖縄そばなども取り上げており、マツコは「これは沖縄そばなの……?」「15年ってすごいわね」と始終戸惑い気味だった。
この“沖縄そば”にネット上からも、「もはやうどんだよねこれ…」「間違ってる。こんなのうどんでも良いだろ」「変わりラーメンやんけ」というツッコミが集まっていた。
「沖縄そばと他の麺類の違いは、麺にかんすいを使いながらも、中華麺とは異なる製法といった点や、具材に三枚肉や軟骨(ソーキ)が入っているといった点。しかし、最大の特徴はやはりかつお出汁と豚骨出汁がブレンドされたスープで、それらの特徴がまったくない沖縄そばに視聴者もマツコと一緒に戸惑いまくりでした。また、こうした進化系沖縄そばはラーメンに対抗して作られたとのことでしたが、ラーメンやうどんとの違いも明確に説明されず。困惑の声が集まってしまいました」(芸能ライター)
変わり種を受け入れられなかった人は少なくなかったようだ。