元ダンサーでお笑いタレントのマイコーりょうが先月20日に自身のYouTubeチャンネルを更新した。
マイコーりょうはマイケル・ジャクソン(享年50)の物真似で人気を集め、現在はフリーランスで活動をしている。そんなマイコーりょうがこの日、ジャニー喜多川氏(享年87)の性加害について語った。1980年代、中学2年生から高校2年生までジャニーズJr.として活動をしていたというマイコーりょう。
3月にイギリスの公共放送局BBCが「ジャニー喜多がしによる性的虐待」のドキュメンタリーを放映したことをきっかけに、元ジャニーズJr.のカウアン・オカモト氏(26)がジャニー喜多川氏の性加害について告発したことについて「僕自身もそのことを知っているのにずっとダンマリでいるのか」「ずっと心にしまって、墓場まで持っていくのはやめよう」と語り動画を投稿した理由を語った。
動画では、レッスンやリハーサルが遅くなり終電で帰れなかったJr.たちがジャニー氏の自宅に泊まった際に被害を受けていたことを明かした。
マイコーりょうは終電に間に合ったり、父親が迎えに来たりなどでジャニー氏の自宅に泊まることはなかったことから性的な行為を受けていなかったようだが、「入所して1~2ヶ月してほかのJr.の話の中で、行為の話は出ていて『そういうことが行われてるんだな』と理解しましたね」と振り返った。
そして「そういう行為を受けて、ジャニーさんのお気に入りになって、タレントとしていろんなところにキャスティングされる可能性が高くなるということを、早い段階で認識しました」「自らジャニーさんに気に入られに行く…っていうパターンの声が多かった」と告白した。
この告白にネット上では「勇気ある発言、ありがとうございました」「どんどん元ジャニーズや現ジャニーズの人達が声をあげていって欲しいです」「見て見ぬふりを止められる社会になってほしいです」といった声が寄せられていた。
また、この他に「どんどん出てきたなジャニーズ終わりだな」「つまり合宿所エピソードがあるやつらは怪しいってことか」「気持ち悪いわマジで」といった声が。
ジャニーズ事務所は社員や所属タレントを対象に聞き取り調査を行い、社内ヒアリングのため十分ではないとしつつ、現時点で問題点は確認されていないとしているが、カウアン氏やマイコーりょうといった元ジャニーズからの次々と出てくる告発に今後どうなっていくのだろか。