3月28日放送の『マツコの知らない世界』(TBS系)での、MCのマツコ・デラックス(50)の一部言動が「セクハラ」だとしてネット上から冷たい声を集めている。
この日、番組では「ドーナツの世界」を放送。プレゼンターはイラストレーター・溝呂木一美さんで、ミスタードーナツのおすすめドーナツから、最新ドーナツ、食感を楽しめるドーナツなどが紹介された。
番組の最後には次ブームになるという「揚げたてドーナツ」が紹介されることに。その代表として、学芸大学の商店街にある「ヒグマドーナツ」というお店が紹介されることに。材料すべてが北海道産というこだわりがあるといい、実際に店主とスタッフがスタジオに来てくれ、マツコは揚げたてを試食することになった。
しかし、キッチンにいるスキンヘッドの店主とまずリモートで交流したマツコはすぐに「あれ? 私の組合の方じゃない? 違いますよね?」と発言。店主は「ドーナツ屋さんです」と苦笑いしていたが、マツコは「ほぼこういう状況の人を15人くらい知っています」と明かした。
さらにマツコが「言われるでしょ?」と聞くと、店主は「言われます」と認めていたが、すぐに「この揚げたてドーナツを食べたら戻れなくなるけど大丈夫ですか?」と軌道修正。マツコが「責任取ってくれるの?」と迫ると、店主は「それをやるのはうちの若いのが……」とドーナツ店のスタッフがカメラに移されることに。若いスタッフを見たマツコは、「よし、お前でいい!」と力強く納得。その後もマツコは目の前に現れた店主に対し「生の方がかわいいね」と発言していた。
「『組合員』とは、『ゲイ』を表わすスラング。“自分と同じコミュニティ”ということを表わすための言葉として使われています」(芸能ライター)
しかし、マツコのこの一連の発言にネット上からは、「マツコさんのセクハラひどい」「マツコもほんとにそろそろセクハラ発言やめないと」「これ危ういよねもしテレビ番組で私が言われたら恐怖でしかない。あぶら汗かいて笑って凍る」という声が聞かれてしまった。
マツコにとっては古からのギャグやイジリのつもりだったかもしれないが、セクハラと捉える人も少なくないようだ。