12月26日放送の『堂本兄弟2022 KinKi Kids祝25周年SP』(フジテレビ系)に、なにわ男子・高橋恭平(22)、藤原丈一郎(26)と関西ジャニーズJr.が出演。ジャニーズ事務所に語りつがれる“KinKi Kids伝説”の真相を語った。
「KinKiさんがいるからこそ、今の僕らがいるといっても過言ではないわけですよ」と熱く語る藤原に、堂本剛(43)が「そこは過言ではないね」と素直に受け入れると、同じく深くうなずいた堂本光一(43)。
2人が作詞作曲した「愛のかたまり」について、高橋から「2人ならではの作詞作曲のコツは?」と質問されると、剛は「KinKi Kidsに書くって感じで書いてる。『KinKiの2人が歌うんやったらこんな歌詞がいいな』とか、『光一がこのフレーズ歌ってるといいかもな』とかで詩を書くときは言葉を選んだり」と回答。光一は、デビュー曲「硝子の少年」から続いていた「マイナーなメロディを意識して」作っていったと明かした。
さらに、Aぇgroup!・佐野晶哉(20)から「2人の声の相性がいいのは、Jr.時代からずっと一緒にいるからなのか、小さい頃から意識してたから今の相性になってるのか?」と聞かれた剛は「俺は意識してないよ」と回答していた。
また、Aぇgroup!・正門良規(26)からは、ジャニーズ事務所に入所して「2年後のファーストコンサートで演出・振付を2人でやったのは本当か?」という質問が。これに光一が「(デビュー前の)15歳で(日本)武道館でやった記憶がある」と明かすと、後輩のジャニーズJr.たちは「15歳!?」とどよめいた。剛いわく、ファーストコンサートは「急に決まってるのよ、おそらく。ジャニーさんが急に決めてるから」とのことで、「そうするとしゃあない、自分らでやらな」と誰にも頼れなかったがゆえの自分たちでの演出だったことを明かした。
「当時はまだVHSだった先輩たちの映像から振りを起こし、映ってないところは勝手に振りを作っていたそうです。故・ジャニー喜多川氏からいつも『Youたち自分でやりなさい』と言われて育ってきた2人にとっては、自分たちで考えることは自然なことだったのでしょう。剛は、『違うと思ったら言ったほうがいいよ! 僕らはジャニーさんに、違うものは違うと言ってきてるから』と後輩に真摯にアドバイスを送っていました」(芸能ライター)
なお、「2人の曲は2人が1番理解してるから」(光一)、「イメージってあるやん、曲の歌詞とか色とか匂い。それって(自分が)歌ってるから理解が深いねんけど、急に誰かが来てくれてその人なりの演出をしてくれるのはありがたいけど、(誰かにしてもらうと)距離があるのね」(剛)と、自分たちで演出を手掛けている理由も説明。
光一は、「ジャニーさんと常に一緒にやってきた。これが我々はね、武器だった。ありがたかった」としみじみと語っていた。
この放送にファンからは「ジャニーさんがいない今、KinKiKidsがこうやって教えてくれるの後輩くんからしたら貴重な経験だよね」「堂本兄弟のジャニーさんのお話、刺さりすぎる」「この2人がジャニーさんみたいだな」との反響が集まっていた。