11月10日放送の『アメトーーク』(テレビ朝日系)で、「ザキヤマ&フジモンがパクりたい-1グランプリ」が行われ、お笑いコンビ・FUJIWARAの藤本敏史(51)とアンタッチャブルの山崎弘也(46)のお笑いの手腕にあらためて絶賛が集まっている。
この企画は若手からベテランまでの「自分のネタをパクってほしい」芸人がネタを披露し、別室でモニタリングしていたふたりがネタを見て、気に入れば即興でそのネタをパクったネタを披露するというもの。
一組目に登場したのは若手お笑いコンビ・サンタモニカだったが……。
「サンタモニカのネタは、ポール(25)がギターを弾き、そのリズムに合わせてマイム(24)が身体を使って『見たことあるもの』ネタを披露するというもの。この日はマイムが身体をねじり、『すごい勢いで潰されたいろはす』というボケを披露。その後もマイムが身体を揺らし、『削除する前のアプリの震え』、マイムが口を大きく開けて正面を向いたり横を向いたりを繰り返し、『どうやっても正面を向かないシャワー』などのネタを行いました。
しかし、このスタイルにネットからは『SAKURAIじゃん』『SAKURAIのパクリ?』『SAKURAIっぽい』という同じくギターを弾きながらネタを披露するSAKURAIと同じスタイルだという指摘が集まることに。一組目から視聴者のテンションはだだ下がりという状態でした」(芸能ライター)
一方、山崎と藤本はパクリを決行。ギターは弾けないためポールに弾かせ、交互にネタを披露し、もうひとりがそのネタを解説するという形に。序盤は藤本が身体をねじり、山崎が「すごい勢いで潰されるクリスタルガイザー」と説明。山崎が身体を震わせ、藤本が「削除されそうでされなかったアプリ」など少しアレンジする程度だったが――。
「しかしその後、藤本が口を開けて正面向いたり横に向いたりを繰り返す『どうやっても正面を向かない藤本』や、山崎が顔だけを正面に向けて身体を動かす『どうやっても正面を向くザキヤマ』といったネタを披露。また、最後には藤本がなにかを飲むマネをし、『もう二度とタピオカ飲めない男』で締められました。
当初は単なるアレンジ程度だったのが、ネタが進むにつれ、山崎と藤本しかできないネタにチェンジ。緩急ついて非常に面白いパクリネタに仕上がっており、ネットからは『これはずるい』『さすがすぎる』『目の前で本家越えは可哀想』とふたりを絶賛する声が寄せられていました」(同)
若手芸人の前で格の違いを見せつけたふたり。オーバーキルとなってしまったかもしれない。