10月6日放送の『情報ライブ ミヤネ屋』(読売テレビ・日本テレビ系)でMCの宮根誠司(56)が、旧統一教会の話題で揺れている臨時国会について、与党の対応を一括した。
3日開会した臨時国会。現在、円安による物価高や北朝鮮からのミサイルの問題など、国会で議論すべきテーマはさまざまあるが、野党のターゲットとなっているのは、旧統一教会との接点が次々と明らかになっている山際大志郎経済再生担当相(54)。
自民党が行った旧統一教会との接点を調査するアンケート後も外部から接点が次々指摘されている山際氏。立憲民主党の泉健太代表(48)は5日、岸田文雄首相(65)の所信表明に対する代表質問の中で、山際氏について「更迭しないのか」と追及した。
また、6日には立憲民主党の田名部匡代参院幹事長(53)が「山際氏の『バレなければいい』という対応についてどう思うか?」と岸田首相に質問。岸田首相は「理解が得られていないのであれば自らの責任で丁寧に説明を尽くす必要がある」と述べるに留めた。
こうした状況について宮根は、「印象として岸田総理、僕は煮え切らないなって思いますね」と苦言。さらに「臨時国会69日間。12月10日までです」とし、「物価高とか日本の経済事情とか世界情勢とか。北朝鮮も今日もミサイル発射してる。いろんなこと話しなきゃいけないのに、山際経済再生担当大臣が出るたびにこの話」と苦言を呈した。
宮根は「だったら、『この話は別で、徹底的にやりますから、臨時国会では違う話をしましょう、経済の話をしましょう。外交の話をしましょう。北朝鮮の話をしましょう』、そういう話をして、統一教会の問題は別で、徹底的にやりますって言ってもらわないと」と岸田首相に苦言。「これで、このまま臨時国会が終わっちゃいますよ」と提言していた。
この宮根の発言にネット上からは、「確かにこればかりは自民の責任」「ほんとやる事いっぱいあるんだから統一教会関係者は一斉に首切って」「宮根正論すぎる」という声が集まっていた。
「これまでも国会で差し迫った議題があるにも関わらず、野党が与党の不祥事を追及して無駄に時間を使ってしまうことはたびたびありましたが、今回ばかりは臨時国会が始まる前までに議員と旧統一教会との関係性を把握しきれず、膿を出し切れなかった自民党の責任とする指摘が多く集まっています。党として調査を行った自民党ですが、山際氏に代表される調査漏れは多く出ており、与党としての責任感に疑問を抱く人が多くいるようです」(政治記者)
これまで好感度が高いとは決して言えなかった宮根だが、旧統一教会問題については多くの支持を集めているようだ。