9月21日放送の『水曜日のダウンタウン』(TBS系)で、お笑いタレントのおいでやす小田(44)が、収録中に閉所恐怖症を発症。パニックになる場面があり、ネット上でさまざまな声を集めている。
この日、番組では「お化け屋敷のルート中にお化けメイクされて捕えられてたら、めちゃ助けてもらいづらい説」を放送した。
この企画は芸人には何も言わずにお化けメイクを施した上で、自分では解けないように拘束してお化け屋敷に放置。なにも知らない芸人はお化け屋敷に来た人に拘束を頼むも、客はそういうお化けの設定と勘違いしてスルーしてしまうため、どのように助けてもらうのか検証するものとなっていた。
その企画で最後に登場したのが小田。小田はお化け屋敷内の棺桶の中に入れられ、外の様子が見れない状態で客に助けを求めるというシチュエーションだった。しかし、棺桶に入って数分後、小田は「スタッフさん、ちょっとマジです。ちょっとパニック……すみません」と訴え、その後、息が荒くなる事態に。完全にパニックを起こしたような様子を見せていた。
スタンバイしていた小田はすぐにスタッフに救出。小田が「マジで無理かもしれないです」と訴えたため、ロケは中断となった。一度車で休憩したあと、スタッフが「狭いところがダメなんですか?」と質問すると、小田は「っぽいですね。ここまでのことしたことないんで。自分でも知らなかったんですけど」と、自身でも閉所恐怖症を知らなかったことを告白。
その後、スタッフが「せっかくなんで」と言い、小田は純粋にお化け屋敷を回ることに。この一幕にネット上からは、「コンプラどうなってんの!?」「人の閉所恐怖症発症させるって相当だぞ…」「これ放送しなくてもよかったんじゃ…」といった苦言が集まっていたが……。
「しかし、小田も閉所恐怖症だと知らなかったこと、助けを求めた小田にすぐスタッフが対応したこと、VTRをお蔵入りさせなかったことで、小田の閉所NGが周知されたことなどで、ネット上からは、『水ダウファインプレーだと思う』『これ叩く要素どこにもない』『お蔵入りしないでお化け屋敷回って、放送したしギャラも出たんだからいいじゃん』という擁護も多数寄せられていました。今回は小田も知らない閉所恐怖症だったこともあり、事前に防げなかったことは確か。その後のスタッフの対応で称賛を集めたようです」(芸能ライター)
『水曜日のダウンタウン』の一方的な炎上ばかりではないようだ。